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サムスン電子と現代自動車の蜜月?

サムスン電子社用車に現代自製「G90」 

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李在鎔(イ・ヂェヨン)サムスン電子副会長は最近、業務用車両として現代自動車製「ジェネシスG90」(写真)を利用する姿が補足された。財界ではサムスン電子の李副会長が業務車両に現代自動車のフラッグシップセダンG90を選択したことと関連し、サムスン電子と現代自動車の協力を強化する一方で、国産車に力を与えようとする動きだろうという解釈が出ている。

27日の関連業界によると李副会長は前日、経営権継承をめぐる疑惑と関連した調査を受けるために検察に出席・帰宅したときに業務用車両としてG90を使用した。 G90は現代自動車製ジェネシスのフラッグシップセダンで、2018年11月に発売された。

李副会長は2007~2015年の9年間、業務用車両として現代自動車製「エクウス」を利用したことが知られている。 2015年8月からは双竜自動車製「チェアマン」をよく利用しており、2018年からはジェネシス「EQ900」に車両を変えた。先だって李副会長が乗ったチェアマンが先月、ある中古車物件サイトに出てきて話題になった。

李副会長がG90に業務用車両を交換した正確な時点は確認されなかった。ただし財界では李副会長が昨年からジェネシスを頻繁に利用したものと把握している。李副会長は今年2月、文在寅大統領の主催によって大韓商工会議所で開かれた「コロナ19事態」を克服するための懇談会に参加したときにEQ900と推定される車両を利用した。ある財界関係者は、「李副会長が昨年から業務用途ではG90に頻繁に乗ることを聞いている」とし、「ただし業務用車両はG90だけではなく、何台もあるとだろうと思う」と語った。

李副会長は海外出張などと各種の裁判を受けるために、裁判所に出席するときは起亜自動車製「カーニバル」も利用することが分かった。裁判所に出席するときは、会社業務用の車両ではなく、弁護を引き受けた法務法人太平洋から提供されたカーニバルを利用したと伝えられた。

財界では李副会長が現代ジェネシス自動車を前よりも頻繁に利用する背景として、サムスンと現代自動車間の事業協力の強化をあげている。李副会長が乗るG90は、変化したサムスンと現代自動車グループ間の関係を象徴的に示しているという解釈だ。

李副会長と鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ首席副会長は今月13日、次世代の電気自動車事業での協力のために史上初めて単独ビジネスミーティングを持った。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-05-27 21:22:23




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