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サムスン電子、NAND型メモリでも1位めざす


  • サムスン電子、NAND型メモリでも1位めざす
  • NAND型メモリのシェア


NAND型フラッシュメモリの新規生産ラインに対する8兆ウォン規模の投資を発表したサムスン電子は、今年から来年までのグローバルなNAND型設備に対する増設を事実上独占することが分かった。コロナ19で競合他社の投資が停滞している隙に、圧倒的なNAND型事業の競争力を土台に超大型の投資を断行し、需要の増加に適時に対応しつつNAND市場で独歩的な1位に上がるという戦略だ。

3日の金融投資業界によると、未来アセット大宇は2020年と2021年のグローバルNAND市場のビットグロス(ビット単位の出荷増加率)をそれぞれ29%と40.3%と推定した。ウェハーの生産能力を基準にして、2020~2021年の2年間に計月10万5000個の純増が見込まれるが、このうち10万3000個はサムスン電子の物量と分析された。事実上は来年までのNAND設備の新規投資は、サムスン電子だけのものだ。

業界ではこのような現象は、技術力と原価などでサムスン電子のNAND型事業の競争力が競合他社に比べ圧倒的であることから可能なものと見ている。今年の第1四半期を基準にして、サムスン電子を除いたNAND型メモリメーカーは損益分岐点レベルの利益を記録したことに対し、サムスン電子は唯一で20%台の利益率を記録した。金融投資業界では、今年の第1四半期のグローバルNAND市場全体の利益のうち、90%以上をサムスン電子が持っていったものと見ている。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-03 18:17:22




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