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現代建設機械、中国市場で販売好調


現代建設機械は中国市場での売り上げ拡大と同時に、大型装備の販売比重を高めて収益性を向上させている。

7日の建設機械業界によると、現代建設機械の5月の中国での売り上げは、前年同期(640台)比で40%以上増加した。特に5月に入ってからは大型装備の売り上げが、第1四半期に比べて50%ほど増加したと伝えられた。第1四半期、現代建設機械の中国市場の売り上げで大型装備の割合は8%水準だ。

去る4月の販売台数も前年同期(1051台)比で47.8%増の1553台を記録した。現代建設機械は収益性を高めるために大型設備を中心に営業を増やし、新モデルの発売とプロモーションを進行したことが影響を及ぼしたと説明した。業界によると、大型建設機械は小型機会に比べて相対的にマージンが高く、また顧客が大量に発注する傾向があって収益率も高い。現代建設機械は大型装備の販売のために、協会や政府傘下企業などの販売先を新規発掘するために営業力を集中した。機械の信頼性と修理サービスで満足度を得るために、装備を試験的に提供した後に発注を受けるなど、さまざまなプロモーション活動を展開した。

また「コロナ19」で対面接触が困難な状況で営業力を強化するために、現地ディーラーと周期的なビデオ会議によるオンラインディーラー教育の強化など、アンタクト(非対面)営業網の管理を実施した。またYouTubeなどを通じて製品を紹介する映像を公開し、拡張現実(AR)で建設機械を立体的に見ることができるプログラムを配布するなど、オン・オフラインの双方で営業力を拡大したとした。

このような努力の成果として、先月は中国江西省の鉱山協会から中・大型掘削機30台を新規に受注し、中国政府傘下の大企業からも11台を追加で受注することに成功した。

現代建設機械は中国市場の拡大に支えられ、今後はコロナ19の余波から脱して市場再開が予想される北米やインドなどでも営業を強化する計画だ。当面は北米市場の需要減少で供給を調節しているが、中国市場の回復が北米とインドなども再現しうるからだ。

特に6月初めにロックダウン(封鎖)措置が解除されると予想されるインド市場でも、販売促進と収益性中心の販売を拡大する予定だ。
  • 毎日経済_チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-07 17:50:27




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