韓セルトリオン社「7月16日から人体臨床」…コロナ治療



「今日でコロナ19治療剤の開発のためのハムスターの臨床を仕上げている。サルの臨床にすぐに着手し、7月16日には人体臨床に着手する。来年の上半期になlば約500万人分にも及ぶ治療薬の量産が可能だ。 "

徐廷珍(ソ・ヂョンヂン)セルトリオン会長(写真)は23日、ソウル市三成洞のコエックスで開かれたスタートアップフェア「ネクストライズ2020」の基調講演に乗り出して、「来月16日に着手する人体臨床を年内に終えて、来年上半期には500万人分に相当するコロナ19治療薬を量産することができるだろう」とし、「来年の第1四半期には(治療量産のための)許可のプロセスは終了すると予想する」と述べた。

これとともに、ソ会長は「来年に許可プロセスを完了すると、500万人分のうちの100万人分は国内で使用し、残りの400万人分は治療剤が切実な世界各国に供給する」と述べた。これと関連してソ会長は、来年末にはコロナ19の大流行が終息するだろうという楽観的な見通しを出した。同氏は「全世界の200社もの企業で治療薬とワクチンを開発している」とし、「来年の上半期には(一部の国で)ワクチンと治療薬が出てきて、来年末にはコロナ19はほとんどなくなるだろう」と予想した。

ソ会長は続けて「サイトカインストームのような副作用は、わが社の既存の製品(自己免疫疾患治療剤ラム島)で、英オックスフォード大学とともに臨床を進行中」だとし「効果がよく出ている」と述べた。

ただしソ会長は「現在、コロナ19ウイルスの20%ほどに変化が生じ、ウイルス突起のアンテナのように生じたアミノ酸はさらに固くなった状態だと見なければならない」とし、「ウイルスが体内に侵入する感染力は、これまでよりも3~4倍は高くなったものと見られる」と警告した。これとともに、ソ会長は「治療薬が出てくるまでの残りの期間、私と私の家族がかからないことが重要だ」とし、「治療薬とワクチンが出てくるまでマスクを正しく使い、手をよく拭き、適切な社会的距離を置いて堪えることを望む」と注文した。

セルトリオンは去る2月にコロナ19の抗体治療剤の開発に着手して、コロナ19の回復患者の血液からウイルスを無力化させる抗体を発掘し、今年4月にコロナ19抗体治療剤の開発のための最終候補抗体群を確保した状態だ。現在、ハムスターなどを対象に試験を進めると同時に、臨床材料に対する大量生産も用意している。

コロナ19の抗体治療剤の開発は、全部で7段階に区分される。まず、回復患者の血液サンプルを採取することが第1段階だ。これを抗体候補遺伝子集合体にすることが第2段階、ここから治療抗体候補群を生成する作業が第3段階だ。以後は抗体のウイルス中和能力(ウイルスを無力化させること)を確認する中和能テストを経て最終的に抗体を選別し(第4段階)、動物を対象にした非臨床試験を経て(第5段階)、人を対象にした臨床試験(第6段階)を経る。これらがすべて完了したら治療剤の生産が行われるわけだ。
  • 毎日経済_キム・シギュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-23 18:45:37