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ナビゲーション第2幕、次世代ナビゲーション技術関連の特許出願が増加

韓国 特許庁 

  • ナビゲーション第2幕、次世代ナビゲーション技術関連の特許出願が増加
最近、ナビゲーションはドライバーの心さえ見抜く感性技術を加えた次世代技術へと進化している。

韓国の特許庁によると、ナビゲーションの全出願は2000年台着実に増加していたが、2008年(203件)を頂点に勢いが収まったように見えた。しかし、最近になって次世代ナビゲーション技術に支えられ、新しい上昇の勢いに乗っている。

次世代ナビゲーション技術は、情報通信技術(ICT)をベースに、車両と一体に融合された新概念の運転支援システムである。該当の技術は従来のリアルタイム経路案内に加え、ドライバーの経験に基づくカスタムコンテンツを運転に最も適した方法で提供する機能を有する。代表的な例としては、個別のドライバーの経験情報で構築されたビッグデータを利用したドライバーへのカスタム経路の提供技術、ドライバーの音声・モーション認識を利用した情報入力技術、ドライバーの視界に沿って情報映像を出力する増強現実などがある。

これに次世代ナビゲーション技術は、2009年までに20件未満で出願されている程度に過ぎなかったが、次第に増加し、2013年には87件にのぼり、ナビゲーション全体の出願(192件)の半分程度を占めるほど関心が集中している。

技術タイプ別にみると、2013年基準で「ドライバーカスタムコンテンツ提供技術」が43件、ドライバーの安全と利便性を考慮した「情報の入出力技術」が44件を占めている。 出願人別に見ると内国人出願がほとんどを占めており、内国人出願の中での多出願企業としては、現代・起亜自動車が15.6%、現代モービスが12.9%、現代エムエンソフトが5.4%を占めている。

これは、車両と情報通信技術(ICT)の融合基調と合わせて、完成車メーカーとナビゲーションメーカーの協業の傾向が強いからとみられる。なお、個人や中小企業の出願が全体出願の36.6%を占めたことが明らかになり、これは次世代のナビゲーション技術が生活密着型の技術であるため、個人と中小企業のアイデアが特許出願に積極的につながった結果と分析される。

特許庁の関係者は「ドライバーの利便性と安全性の要求が増加し、次世代ナビゲーション技術への関心がますます高まっている。これにより、次世代ナビゲーション技術に関する特許出願も着実に増加すると予想される」と付け加えた。
  • 毎日経済_チュ・ヨンソク記者/写真=photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-03 12:52:45




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