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韓、6月の輸出-11%…3ヶ月連続で2ケタ減少


コロナ19の影響で、輸出は三ヶ月連続で2ケタ減少を記録した。

産業通商資源部は1日に発表した「2020年6月の輸出入動向」で、先月の輸出は昨年6月と比較して10.9%減の392億1000万ドルと集計されたと発表した。前年6月に比べて二日増えた操業日数の影響を排除した「一日平均輸出」は18.5%減少した。輸入も11.4%減少したことで貿易収支は36億7000万ドルに、2カ月連続の不況型黒字を記録した。

政府はまだ控え目だが、6月の成績は回復に向けた希望的信号だと分析した。最も大きな割合を占める中国に対する輸出がプラスに転換したことが理由だ。 6月の対中国輸出は114億2000万ドルを記録し、6ヶ月ぶりにコロナ19以前の水準を回復した。石油化学の現地工場の稼働率の回復と、原油価格の低下による石油化学製品の需要増加、非対面経済の拡散によるコンピュータの需要増加が回復要因だ。米国の輸出減少幅も前月の29.3%から8.3%に減少した。

輸出規制1年を迎えた日本に対しては、一般機械・石油製品・鉄鋼・自動車部品の輸出は17.8%減の18億5000ドルにとどまった。

品目別にみると、景気に敏感に反応する品目で実績が改善した。自動車は5月の-54.2%から6月は-33.2%に減少幅が鈍化したが、繊維は同じ期間に-43.6%から-22.3%に、石油化学は-33.9%から-11.8%と、それぞれ減少幅が減った。

半導体はコロナ19の打撃にもかかわらず、前年同月と同じ水準である83億ドルを記録して輸出実績の崩壊を防御した。無線通信は11.6%減の10億2000万ドルとなった。下半期のスマートフォン市場の回復見通しで携帯電話の部品輸出が増加しつつ減少傾向は鈍化したが、完成品の世界的な需要不振で輸出全体は減少した。家電もテレビ市場を中心に需要減少と中国・日本の新製品の発売による競争激化の影響などで、5.1%減の5億1000万ドルにとどまった。バイオヘルスはコロナ19事態で医薬品受託製造の需要増加と国内製薬会社の新規バイオシミラーの販売好調、韓国産診断機器の輸出に支えられて53.0%増の11億7000万ドルを記録した。
  • 毎日経済_オ・チャンジョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-07-01 17:47:47




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