SKグループ、半導体材料事業が「嵐の成長」


  • (左)SKマテリアルズの実績と(右)SKシルトロンの売り上げ


「超高純度ガスフッ化水素の品質は日本企業に負けないと自負します」。先月、独自開発した超高純度フッ化水素ガスの量産に突入したSKマテリアルズ(SK Materials)は、現在生産中の製品の品質と製品開発計画に対して強い自信を表わした。日本が半導体・ディスプレイの核心素材に対する輸出を規制してから1年が経ち、具体的な成果につながっているからだ。

2日の関連業界によると、SKマテリアルズは超高純度フッ化水素ガスをはじめフッ化アルゴン(液浸ArF)フォトレジストなど、輸入依存度が絶対的な半導体の核心素材に対する開発・量産体制の構築を完了したり、あるいは進行中だ。

SKマテリアルズは昨年末、プロトタイプの開発に成功した超高純度フッ化水素ガスを生成するために、慶尚北道の榮州に15トン規模の工場を建築し、6月から量産に突入した。超高純度フッ化水素ガスは、先に国産化が行われた液体フッ化水素に比べて技術的な難度が高いことから懸念を生んだが、日本と差のないレベルの製品力を実現したという評価だ。 SKマテリアルズは2023年までに、国産化率を70%にまで引き上げる目標だ。

SKマテリアルズはフッ化アルゴン(液浸ArF)フォトレジストなど、海外依存度が90%に達する素材の開発にも拍車をかけている。同社は来年までに400億ウォンを投資して生産設備を確保し、2022年からフォトレジストを生産する計画だ。

SKマテリアルズは半導体コア材料の需給懸念が大きかった昨年、半導体材料の統合分析センターを構築し、研究開発(R&D)能力を大幅に強化した。 SKマテリアルズはSKグループがOCIから2015年に買収した。 2015年は3380億ウォン水準だったSKマテリアルズの売上高は、今年は9000億ウォンを超え、来年には買収当時の3倍の1兆ウォンを超えるものと期待される。

SKグループが3年前に買収を完了したSKシルトロン(SK Siltron)もメモリの好況でまい年嵐の成長を遂げ、日本企業が掌握したシリコンウエハー市場で徐々に影響力を大きくしている。半導体ウェハーを製造するSKシルトロンは、SKハイニックス以外にもウエハー顧客を拡大していく一方で、次世代ウエハー事業に積極的に投資している。

SiCウェハーで製造された半導体は、従来のシリコン基盤の半導体よりも10倍以上の大きな電圧にも耐えられ、電気自動車や5Gネットワーク、産業用機器などへの採用が拡大している。市場調査会社のオームディアはこのような化合物半導体市場は、2020年の8億5000万ドルから2029年には50億ドルに、5倍以上に成長すると予想した。

両社の業績見通しも明るい。国内証券会社はSKマテリアルズの営業利益は、今年の2357億ウォンから2022年には3155億ウォンで33.8%成長すると予想した。非上場社であるSKシルトロンは昨年の売上高が1兆5429億ウォンで、前年同期比で14.6%増加して史上最大の実績を達成した。今年もこのような傾向が続く可能性が高い。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-02 17:01:10