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ジェネクシン製コロナ治療剤…食薬処が臨床1相を承認

ジェネクシン「GX-I7」 

食品医薬品安全処(食薬処)は国内で開発された「コロナ19」治療剤の「GX-I7」に対し、第1相の臨床試験計画を承認した。 GX-I7はジェネクシン()社で抗がん剤新薬として開発されている「遺伝子組み換えヒトインターロイキン-7」成分の医薬品として、薬物再創出を通じて開発された。

7日、食薬処はGX-I7の第1相臨床試験計画を承認したが、当該の製品は抗がん剤の開発当時に健康な人を対象とした臨床試験で安全性評価を実施し、今回の臨床試験では軽度のコロナ19感染者を対象に、安全性と予備妥当性を評価する計画だと明らかにした。これによって現在、国内でコロナ19に関連して進行中の治療剤とワクチンの臨床試験は計15件になった。その中では治療剤が13件で、ワクチンが2件だ。

GX-I7の治療原理は、コロナ19感染者の免疫細胞(T細胞)を増殖させて自己免疫力を高め、重症に進行することを防ぐか、あるいは回復を助けるという方法だ。海外では米国の製薬会社が開発した「インターロイキン-7」医薬品が患者を対象とした臨床試験を進めている。

食薬処はコロナ19の治療薬・ワクチンの開発に対する国民の関心が大きいだけに、今後も国内開発の製品に対する臨床試験の現状について、迅速に情報を伝達すると発表した。
  • 毎日経済_チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-09 13:07:56




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