現代自と米アプティブ…自律走行車を共同開発

合弁会社「モーショナル」設立 


  • 現代自動車グループと米アプティブは11日(現地時間)、自律走行合弁法人の新規社名「モーショナル(Motional)」を発表した。写真は「モーショナル」ブランドイメージがペイントされた車両。 [写真提供=現代自動車]



現代自動車グループは未来モビリティの市場をリードするために、自律走行車の市場攻略を加速する。米アプティブ(APTIV)社と設立した合弁会社「モーショナル」を通じて、世界最高水準の性能と安全性を備えた自律走行車の開発・商用化に乗り出す。現代自動車グループの設計・開発・製造能力と、アプティブ社の自律走行ソリューションの間でのシナジー創出が本格化する見通しだ。

11日(現地時間)、現代自動車グループとアプティブの自律走行合弁会社は、新規社名を「モーショナル(Motional)」と発表した。モーショナルは運動を意味する英語の単語「モーション(Motion)」と感情を意味する「エモーショナル(Emotional)」の合成語だ。モーションは何十年も積み重ねてきた経験と技術で成し遂げた自律走行車の動きを意味し、エモーショナルは安全と信頼に基づく人間尊重の価値を実現するという意志を含んでいる。

鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ首席副会長は、「半世紀以上も現代自動車グループは人類の夢を実現するために努力してきた」とし、「モーショナルは安全で経済的で環境にやさしい移動手段という新しい分野を開拓する、次世代の革新領域を代表する企業」だと語った。続いて同氏は「現代自動車グループは最先端の自動車技術の歴史を新たに書いて来たし、このような遺産をモーションと共に受け継ぐことを期待する」と述べた。

  • 世界の自立走行車市場の展望


去る3月に設立されたモーショナルは、自律走行の分野では世界最高水準の技術力で注目されている。

特にこの会社に大挙布陣している自律走行技術の先駆者らは、モーショナルの核心競争力としてあげられる。これらの技術者は米国の尖端軍事技術開発研究所の高等研究計画局(DARPA)が開催した自律走行技術コンテスト「グランドチャレンジ」に参加した経験を持っており、自律走行技術の胎動期から活動したスタートアップのヌートノミ(nuTonomy)とオートマーティカ(Ottomatika)を設立した。これに現代自動車グループが半世紀の間に磨き上げた設計・開発・製造能力が加わったなら、自律走行技術の商用化時期はさらに前倒しになる見通しだ。特に世界の自動車メーカーとして充分な資金力を備えただけに、自律走行技術の高度化に対する研究を裏付けることができるものと期待される。

米国ボストンに拠点を置くモーショナルは、ピッツバーグとラスベガス、サンタモニカ、シンガポールにも拠点を置いている。最近新しくオープンしたソウル拠点は核心技術のハブ(Hub)であり、自律走行技術のテストの役割を引き受けることになる。主要拠点での研究にしたがって、モーショナルはすべての状況に対応できる「レベル4」の自律走行技術を開発して商品化を推進する。米国自動車工学会(SAE)は、自律走行技術を「レベル0~5」に区分するが、レベル4は車両が自ら道路と周辺の状況を認知・判断して移動する水準だ。モーショナルは今年から完全自律走行システムのテストを行う予定であり、2022年にはロボタクシー・モビリティ事業者に自律走行システムと支援技術を提供する計画だ。
  • 毎日経済_パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-12 18:19:04