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GS、シリコンバレーに投資法人設立…「GSフューチャーズ」

有望スタートアップを発掘 

GSグループは米国現地に投資法人を設立して、有望なスタートアップの発掘に乗り出す。

GSグループは14日、去る7月に米国シリコンバレー現地でスタートアップ投資法人である「GSフューチャーズ」を設立したと明らかにした。 GSグループがベンチャー投資を目的として海外に法人を設立したのは今回が初めてだ。

GSフューチャーズは、最初の段階で計1億5500万ドル(約1840億ウォン)規模のベンチャーファンドを造成した。投資金の造成は(株)GSをはじめ、GSリテールとGS EPSなどの系列10社が出資する形式で参与したことが分かった。 GSグループはGSフューチャーズを介して海外の有望企業を発掘し、将来の有望事業の確保にも乗り出す計画だ。

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GSフューチャーズの設立は許兌秀(ホ・テス)GS会長(写真)の強い意志が反映されたことが分かった。許会長が2011年から新成長動力の発掘のために直接または間接的に投資に乗り出した世界のスタートアップだけでも500社に達し、総投資額は3000億ウォンに達する。今年1月に許会長はソウル市江南区ディキャンプで開かれた「スタンフォードデザインシンキングシンポジウム2020」に直接参加して、就任後初の経営話題として「革新」を提示し、シリコンバレーに言及した。

当時、許会長は「スタートアップを含むさまざまなビジネスパートナーとの協力関係を構築し、健康な影響力を与えたり受けたりすることが企業や社会の持続可能性を高める道」だとし、「外部とコラボレーションするオープンイノベーションと、シリコンバレーの先進企業が導入して検証した革新的方法論を各系列社に積極的に伝播して、革新の原動力にしよう」と語った。

GSの関係者は、「昨年から米国シリコンバレーにベンチャー投資法人設立を準備してきた」とし、「今後の革新文化の定着と新成長動力の発掘など、将来の戦略を広げる橋頭堡になるだろう」と期待した。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-14 22:42:51




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