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左右に曲がってるだと?私たちは上下に曲がる!...スマートフォンフレキシブル戦争(1/2)


  • 左右に曲がってるだと?私たちは上下に曲がる!...スマートフォンフレキシブル戦争(1/2)
  • サムスンのギャラクシーラウンド


  • 左右に曲がってるだと?私たちは上下に曲がる!...スマートフォンフレキシブル戦争(1/2)
  • LG Gフレックス

サムスン電子とLG電子が画面が曲がっているスマートフォンを順に発売し、下半期「カーブド(curved)スマートフォン」競争の幕が上がった。
LG電子は去る10月28日、初のフレキシブルディスプレイを適用した「Gフレックス」を公開して先に公開されたサムスン電子の「ギャラクシーラウンド」との本格的な対決構図を整えた。まだ初期段階だが両社のカーブドスマートフォンが新しい形態の携帯電話の始発点になるか業界では注目されている。両製品は曲がった方向からハードウェアの側面まで相当な違いがある。

最も大きな違い「画面の曲がった方向」

カーブドスマートフォンで「世界初」というタイトルはサムスン電子が獲得した。サムスン電子はLG電子よりも一ヶ月ほど前の去る10月に、左右がへこんで曲がった画面を適用したギャラクシーラウンドを世界初公開した。画面サイズは5.7
インチであり解像度はフルHDを支援する。

一方、LG電子のGフレックスは6インチの大きさのHDプラスチックOLEDディスプレイを搭載した。ディスプレイの大きさは、ギャラクシーラウンドよりも0.3インチ大きいが解像度は一段階低いもの。縦と横の解像度を掛ける方法で画素数を比較するとギャラクシーラウンドが約200万画素、Gフレックスが約140万画素でギャラクシーラウンドが優勢であると見ることができる。

しかし、両製品の画質を単純に比較することは難しい。もっと詳しく見てみると、ギャラクシーラウンドは「ペンタイル」方式を、Gフレックスは「リアルRGB(赤緑青)」方式を使用した。

それぞれディスプレイに適用した方式が違うのだ。ペンタイル方式は一つの画素にRG(赤緑)またはBG(青緑)が入る。一方、リアルRGB方式は一画素にRGB(赤緑青)のすべてが入る。つまりペンタイル方式は、リアル方式に比べて有効画素数が3分の2となる。

両方の製品の最大の違いは画面の曲がった方向である。 Gフレックスは上・下に、ギャラクシーラウンドは左・右に曲がっている。これによりユーザーが感じる利便性はそれぞれの製品に応じて大きく異なる。

Gフレックスの上・下に曲がった画面はスマートフォンを横に回転させて動画やゲームなどのマルチメディアコンテンツを鑑賞する時、より生き生きとして、没入感が優れているという長所がある。曲面TVと類似した効果を与えてくれる。さらに、LGのGフレックスは通話するときに耳と口にスマートフォンをより密着させることができるよう人間工学的にデザインされた。

6インチの大画面を二つの独立した空間に分けて使用することができる「デュアルウィンドウ」機能とスマートフォンの傾きに応じてロック画面が動く「スイングロック画面」も適用された。
  • Luxmen_ソン・ユリ毎日経済モバイル部記者
  • 入力 2013-12-12 14:20:01




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