左右に曲がってるだと?私たちは上下に曲がる!...スマートフォンフレキシブル戦争(2/2)


スクラッチが数分経つとするっと無くなる

特にGフレックスで注目されている部分は軽いスクラッチが数分以内におのずと無くなる「セルフヒーリング」技術を製品背面カバーに適用した点である。

対照的に左右に曲がった形を帯びているギャラクシーラウンドは手に握るグリップ感からGフレックスよりも楽だとの評価を受けている。スマートフォンを握ったときに手に密着する最適なグリップ感を提供することにより、日常生活の中で優れた使い心地を提供する。さらにギャラクシーラウンドは画面の消えた製品を床に置いて左右に傾けると日付・時間・不在着信・バッテリー残量などを一目で確認できる「ラウンドインタラクション」機能がある。

この機能を利用して音楽の再生中に左右に傾けると前の曲と次の曲を再生することができ、アルバムの中の友人の写真を見ている途中に別の写真を探したい時にも画面を押したまま左右に傾けると、写真フォルダの一覧が画面左側に表示されて簡単に他のフォルダの写真も見ることができる。

両方の製品のもう一つの大きな違いはずばりバッテリーだ。 Gフレックスがギャラクシーラウンドより一ヶ月ほど遅れたが、よりフレキシブルスマートフォンに近い形でリリースされたという評価を受ける理由は、実際に曲がったバッテリーを使用したからだ。

Gフレックスは、LG化学が独自に開発した「スタック·アンド·ホールディング(Stack&Folding)」方式を適用したカーブドバッテリーを搭載し、半径700㎜の円の曲面の形態を採用したのが特徴だ。

スタック·アンド·ホールディング方式は陰極材と負極材、分離膜で構成された小さな電池(セル)を順次​的に​積み重ねて一つの電池として作る形態。これはスマートフォンの屈曲に合わせてバッテリーを搭載することができ、曲がらない一般のバッテリーよりも大きな容量を確保することができる。

実際にGフレックスは3500mAhのバッテリーを、ギャラクシーラウンドは2800mAhのバッテリーを搭載し容量においてはGフレックスが700mAhほど容量が大きい。

巻ける真正なフレキシブルへの進化を期待

反面、ギャラクシーラウンドは縦に長い一般的なバッテリーを搭載した。これに対しサムスン電子側は「Gフレックスのカーブドバッテリーの容量が大きいのは確かだがGフレックスは一体型方式であるため常に充電をしなければならない短所がある」とし「ギャラクシーラウンドは交換型の方式で余分のバッテリーを自由に交換することができ使い勝手がより優れている」と切り返した。

消費者に最も重要な要素である価格はどうだろうか。ギャラクシーラウンドはSKテレコム単独モデルで出荷価格が108万9000ウォンに策定された。

今年国内で発売されたスマートフォンの中で最も高い。これに対しGフレックスの場合移動通信3社のモデルで発売され10万ウォンほど安い99万9900ウォンに策定された。

当初業界はGフレックスに使われた曲面ディスプレイやカーブドバッテリーなどが高価な仕様だから出庫価が100万ウォンを超えるものと予測した。しかし、90万ウォン台後半に最終的な価格を下げたのにはLG電子がGフレックスの品質に大きな自信感を持っているからだと分析した。

基本的にはギャラクシーラウンドとGフレックスはどちらもぐるぐる巻ける真正な「フレキシブル」ではない。ハードウェアの一部の変化だけをとって真正な携帯電話の「革新」と見るには難しいからだ。

しかし、世界の携帯電話市場にもう一つの方向性を提示したという点は高く評価できる。企業が今後スマートフォンをウェアラブル(Wearable)デバイスへと進化させることができるかどうか、技術力を見計る物差しにすることができる。これからハードウェアの発展を十分に活用して一般消費者の実用性を高めることができるコンテンツを一緒に構築する努力が必要と思われる。
  • Luxmen_ソン・ユリ 毎日経済モバイル部記者
  • 入力 2013-12-12 14:20:30