トップ > 数字経済 > 企業 > サムスン電子、第3四半期にシェア世界1取り戻すか

サムスン電子、第3四半期にシェア世界1取り戻すか

ギャラクシーノートとフォールドが好調 

  • サムスン電子、第3四半期にシェア世界1取り戻すか
  • スマホ世界市場でのシェア


サムスン電子は第3四半期の世界スマートフォン市場で、生産量を基準にして23.5%でシェア第1位を占めるという見通しが出た。「Galaxy Note20(ギャラクシーノート20)」シリーズと「Galaxy Z Fold2(ギャラクシーゼットフォールド2)」の相次ぐ発売で、サムスン電子が第3四半期の市場でグローバル1位を奪還するかに関心が集まっている。

26日の市場調査会社トレンドフォース(TrendForce)は生産量を基準にして、サムスン電子の世界市場の占有率は第2四半期の19.2%から第3四半期は23.5%まで増加するという内容の含まれる市場レポートを発表した。中ファーウェイ(HUAWEI)社は第2四半期の18.2%から第3四半期は14.0%に、アップル(Apple)社は第2四半期の14.3%から第3四半期は13.3%にシェアが減少するという分析だ。

トレンドフォース側は、「サムスン電子は第2四半期、6社のメーカーの中で唯一四半期対比でのシェアが下落した企業だった」とし、「一方で第3四半期には米国のファーウェイ社に対する制裁と中国とインドの対立が激化する中で、サムスン電子が第2四半期の不振を挽回しようと中低価市場を攻略するための在庫を多く用意している」と明らかにした。トレンドフォース側は「サムスン電子の第3四半期の生産量はさらに増えるだろう」とした。

トレンドフォース側は、第2四半期の世界のスマートフォン生産量は2億8610万台で、第3四半期は3億3520万台を記録すると見通した。年間生産量は昨年よりも11.3%減の12億4000万台と推定した。またスマートフォンメーカーが需要の低迷に備え、今年は5Gスマートフォンの発売を続けることで、今年生産される全てのスマートフォンのうちで5Gモデルの割合は19.2%に達すると予想した。

米国市場調査機関のストラテジーアナリティックス(SA)も、第3四半期にサムスン電子が反騰するだろうとの見通しを発表した。先だってSA側は第2四半期の実績調査結果、ファーウェイが5580万台の出荷量でシェア1位(19.7%)を占め、サムスン電子は5420万台の出荷量で2位(19.1%)を記録したと述べた。

SA側はファーウェイとサムスン電子そしてアップルの収益率(営業利益)を比較し、「サムスン電子が、年間ではスマートフォン市場のリーダーシップを維持するものと見られる」とし、「第3四半期にたしかな反騰があると思われる」と明らかにした。第2四半期にファーウェイは中国国内市場で過去最大のシェアを記録したが、収益率は2%であり、サムスン電子は8.1%でアップルは22.8%だった。アップルはiPhone 12の出荷が予定されており、第4四半期に強い反騰が予想される。
  • 毎日経済_イ・スンユン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-26 17:48:05




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア