斗山ボブキャット、北米の造園機器市場の攻略を本格化


昨年末、米国の造園機器メーカーを買収した斗山ボブキャットは、独自ブランドの新製品を発売して北米の造園機器市場の攻略に本格的に乗り出す。

斗山ボブキャットは9日、北米地域に独自のブランドをかぶせた「ゼロターンモア(ZTR Mower)」の新製品を発売すると明らかにした。斗山ボブキャットは既存のディーラー網を介して新製品の販売を拡大する一方で、主力製品群である小型建設機械との販売シナジー効果も強化する計画だ。

ゼロターンモアは除草などの造景作業を行う機械であり、その位置で回転が可能であることから作業効率が優れている。斗山ボブキャットは昨年、米国の造景機器専門メーカーであるシーラーグラウンドケアからゼロターンモア事業を買収し、造園機器市場に進出した。北米でのゼロターンモア市場は年間約81万台で、48億ドル(約5兆7000億ウォン)ほどの規模だ。最近5年間の市場規模は年平均7.8%ずつ拡大されるなど、安定した成長を見せている。

斗山ボブキャットはボブキャット固有のデザインをまとった新製品を、今年の末に発売する予定だったが、予想よりも企業買収後の統合作業が順調に進み、開発作業に速度を出して発売スケジュールを3ヶ月ほど早めることに成功したと説明した。

造園機器市場がコロナ19で特需を享受しているという点も、新製品の発売を前倒しにする要因だ。業界によると、7月の北米市場での斗山ボブキャットのゼロターンモアの売上高は月に100億ウォンを超え、コロナ19以前の売上げ(約60億ウォン)に比べて70%も急増した。コロナ19の影響で家にいる時間が増えて、趣味で農作物を栽培したり、造景を楽しむ「ホビー・ファーマー(Hobby Farmer)」需要が増加したおかげだというのが会社側の説明だ。

斗山ボブキャットの関係者は、「建設機械事業は業況に応じて浮き沈みが激しく、安定収益と成長のために造園機器事業に進出したはずなのに、コロナ19で予期せぬ特需を迎えている」とし、「今年の売上げ1000億ウォンをはじめとし、2024年にはゼロターンで売上げ2000億ウォン以上を達成する計画だ」と明らかにした。

斗山ボブキャットはシーラーグラウンドケアが使っていた販売チャネルと、斗山ボブキャットが北米に保有している600以上のディーラー網を活用して建設機械と造園機器の販売を加速する計画だ。
  • 毎日経済_ノ・ヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-09-09 17:30:29