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毎日乳業創業者の2人の息子がコーヒー戦争

ポール・バセットvs ルッソラボ 

  • 毎日乳業創業者の2人の息子がコーヒー戦争
毎日乳業創業者の故キム・ボクヨン名誉会長の3男1女のうち、二人の息子がそれぞれ別のブランドでコーヒービジネスに飛び込んで競争に乗り出した。

長男のキム・ジョンワン毎日乳業会長は粉ミルクや牛乳事業を担い、三番目の息子であるゼロトゥーセブンのキム・ジョンミン代表はベビー服事業を引き受け、それぞれ固有のビジネスを維持してきた。キム・ジョンワン会長は「2003バリスタ世界選手権」の最年少優勝者であるポール・バセット(Paul Bassett)の名前を冠した「ポール・バセット」カフェを2009年にローンチした。ポール・バセットはローンチ以来、昨年末までに20店舗をオープンし、今年6店舗を追加でオープンした。

ゼロトゥーセブン(Zero to Seven)のキム・ジョンミン代表が最大株主であるコーヒー豆企業シーケイコーアンド(CKCO&)は、プレミアムコーヒー専門店「ルッソラボ(LUSSO Lab)」をローンチした。ルッソラボはソウル清潭洞(チョンダムドン)、三清洞(サムチョンドン)など5つの店舗を開いた。昨年11月にはロッテ百貨店アベニュエル館に入店した。ロッテ百貨店食品館に入店していた兄のポール・バセットブランドと全面対決が避けられない状況だ。

両ブランドは、有名なバリスタを前面に出して競争している。ポール・バセットカフェはバリスタのポール・バセットと一緒にコーヒーのクラスを開くなどのイベントを進め、シーケイコーアンドはソウル楊平洞(ヤンピョンドン)にコーヒーデパート「アラウンジー(ArounZ)」をオープンし、「2004世界バリスタチャンピオン」ティム・ウェンデルボウを招待してコーヒーに関連するイベントやセミナーを開くなど、コラボレーションを進めてきた。昨年に続き、今年ポール・バセットが積極的に出店を進めている中でアラウンジーは自社の豆、コーヒーカップ、ストロー、ナプキンなどの製品の納品を受ければ無料でカフェ創業関連のコンサルティングをしてくれるなど、「コーヒーのすべて」というコンセプトで事業を展開する計画だと明らかにした。

コーヒー業界のある関係者は「今後の結果により、兄弟間の経営能力を評価される可能性のある構図」と展望した。彼は「業界では両方のブランドを同じ会社としてとらえる視線もあるが、両者の間の店舗数拡大の勢いに広げられた競争構図自体は問題の素地があるように見える」とし「過去の現代建設と現代自動車の前轍を踏む『財閥家の内部戦争』にふくらむ可能性を排除することができない」と批判した。彼は「現在の直営店システムでの問題よりも、加盟店の開設拡張に伴う摩擦が予想される」と指摘した。

毎日乳業の関係者はこれに対し「二人の息子がコーヒーに興味があるのは事実だが、極端にお互いを攻撃してまで事業を拡大することはないだろう」と述べた。彼はさらに、「ポール・バセットとルッソラボはビジネスアイテムが同じだけであってコンセプトと事業展開の方向は全く違う」とし「ポール・バセットは、プレミアムコーヒーを楽しむことができるカフェでルッソラボはコーヒー文化を伝播するコンセプトだ」と説明した。シーケイコーアンドは90年代からコーヒー豆の流通をしてきた。現在は専門経営者であるイ・サンウン代表が総括運営していること知られている。
  • 毎経ドットコム_キム・ユンギョン | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-21 09:01:02