韓国造船海洋、原油運搬船4隻を4200億で受注


韓国造船海洋は「コロナ19」の長期化で発注が涸れた状態で、しかし技術力を前面に出して4200億ウォン規模の超大型原油運搬船(VLCC)の受注に成功した。

韓国造船海洋は去る29日、欧州に所在する船社などの複数の船社と30万トン級のVLCC 4隻の建造契約を最近締結したと明らかにした。

今回受注した船舶は長さ330メートルと幅60メートルに高さは29.7メートルの規模で、エネルギー効率に優れた仕様が採用された。韓国造船海洋のノウハウが溶け込んだ船型設計を適用して、燃料節約効果を高めるなど運航効率を高めた。今年から施行された国際海事機関(IMO)の環境規制に対応するために「スクラバー(硫黄酸化物低減装置)」も搭載される。これらの船舶は蔚山現代重工業で建造され、2022年上半期に船主に引き渡される予定だ。

韓国造船海洋は、今年の「コロナ19」の長期化で原油需要が大幅に減少した状況でも、環境規制への対応と省エネ技術、顧客との関係を土台に着実に受注を続けている。先月までの世界のVLCC発注量は51万CGT(標準貨物船換算トン数)で、前年同期(86万CGT)比で41%減少した。韓国造船海洋は今回の契約で、今年に入って全世界で発注された計16隻の超大型原油運搬船のうち7隻を受注し、市場シェア40%以上を占めることになった。韓国造船海洋の関係者は「現在、多数の交渉を進行中であり、追加受注も期待される」と語った。

韓国造船海洋は今回の受注を含め、現在までに計63隻で44億ドル(約5兆1500億ウォン)ぶんの船を受注した。今年の受注目標である157億ドルの28%水準だ。コロナ19の長期化で発注量自体が大きく減ったためだ。去る8月末までに世界の船舶発注量は388隻で、昨年の全体発注量である1172隻に比べて4分の1の水準だ。

韓国造船海洋は困難な状況でも、現代尾浦造船などを前面に出して、年末までに追加受注に全力を注ぐという方針だ。
  • 毎日経済_チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-09-29 16:26:42