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LG電子、営業利益年3兆が目前…家電・テレビの販売好調

生活家電・テレビの販売が好調 

  • LG電子、営業利益年3兆が目前…家電・テレビの販売好調
  • LGの今年の四半期実績の推移


LG電子は今年の第3四半期に四半期ベースでは過去最高の営業利益を達成し、史上初の年間3兆ウォン台の営業利益に向かって巡航している。 LG電子は第4四半期も生活家電とテレビのオンライン販売の増加で、例年よりも善戦するものと期待される。

LG電子は30日、今年の第3四半期は売上げ16兆9196億ウォンと営業利益9590億ウォンを達成したと明らかにした。

売上高と営業利益は前年同期と比較して、それぞれ7.8%と22.7%増加した。売上げはこれまでの四半期ベースでは2番目に大きく、営業利益は第3四半期を基準にして歴代最大だ。 LG電子は「コロナ19で上半期に抑えつけられていた需要が第3四半期に発散しチプコク(家に引きこもる)トレンドに合わせて生活家電や有機発光ダイオード(OLED)テレビが販売好調を見せた」とした。

LG電子の関係者は「自動車部品ソリューション(VS)事業部は新規プロジェクトで市場よりも20%以上も高成長している。来年の第3四半期に黒字転換が可能だ」と強調した。これと関連し、VS事業部はスマートソフトウェア(SW)新事業部を推進して、2018年に買収した豪ZKWの車両用照明事業をこれまでの欧州から北米・アジアに拡大する方針だ。

今回も生活家電はLGの実績の立役者だった。生活家電事業を引き受けたホームアプライアンス&エアソリューション(H&A)事業本部は、第3四半期に売上げ6兆1558億ウォンと営業利益6715億ウォンを記録した。売上げは四半期ベースでは過去最高で、営業利益も歴代の3四半期の中で最も多かった。今年に入って第3四半期までに、H&A事業本部の累積営業利益は史上初めて2兆ウォンをこえた。

テレビを担当するホームエンターテインメント(HE)事業本部は、第3四半期は売上げ3兆6694億ウォンと営業利益3266億ウォンを記録した。売上げと営業利益ともに1年前の同じ期間よりも増加した。液晶表示装置(LCD)ディスプレイパネルの価格上昇を、プレミアム製品の販売増加で相殺した。

モバイルコミュニケーション(MC)事業本部と自動車部品ソリューション(VS)事業本部の赤字はあいかわらずだった。 MC事業本部の第3四半期の売上げは1兆5248億ウォンで営業損失は1484億ウォンだったし、VS事業本部の同じ期間の売上げは1兆6554億ウォンで営業損失662億ウォンを出した。
  • 毎日経済_イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-10-30 19:55:52




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