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ポスコケミカル、二次電池素材に積極投資

二次電池素材に積極投資 

ポスコケミカルは1兆ウォンを投資して、2次電池素材に対する能力の強化に速度を出す。 2030年までに陽極材の生産規模を10倍に増やす計画だ。

ポスコケミカルは6日、理事会を開催して1兆ウォン規模の有償増資を決議したと発表した。最大株主であるポスコは、保有株式100%の新株申込みを通じて約5400億ウォンを出資する予定だ。

今回の有償増資はポスコグループのレベルで重点を置いて推進する、二次電池素材の成長のための投資だ。ポスコケミカルは確保した資金1兆ウォンを光陽工場の増設などの陽極材施設投資に6900億ウォン、黒鉛とリチウムなどの原素材確保に1600億ウォンを使用する予定だ。また、電気自動車の需要が急増しているヨーロッパ地域での陽極材生産工場の建設にも1500億ウォンを投資する。投資が完了するとポスコケミカルは陽極材と負極材の生産量を、現在の4万トンと4万4000tから2030年までにそれぞれ40万トンと26万トンに拡大することになる。

この日、ポスコケミカルは二次電池に対する投資の一環として、光陽陽極材工場に年産3万トン規模の生産ラインを増設するための2758億ウォンの投資決定も公示した。増設が完了するとポスコケミカルは2023年から、国内で年産10万トンの生産体制で稼動することになる。

ポスコケミカルの関係者は「急成長する2次電池の需要に対応するために、先制的な投資資金調達のための決定」だとし、「資本の拡充と投資を通じた事業拡大が利益成長につながる、好循環構造を作るだろう」と語った。
  • 毎日経済_チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-06 21:11:06




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