LG電子生活家電部門、売上げ世界一が可視圏に



  • LG電子の空間インテリア家電ブランド「LGオブジェコレクション」のローンチ。左から上冷蔵・下冷凍冷蔵庫、キムチ冷蔵庫、ウォッシュタワー、スタイラー、光波オーブン、浄水器、食器洗浄機。 [写真提供=LG電子]


LG電子生活家電(H&A)部門のグローバル1位(売上高基準)が可視圏に入った。

LG電子は、空間インテリア家電の「LGオブジェコレクション」で米ワールプール(Whirlpool)との差別化に成功し、グローバル1位の生活家電メーカーとしての地位を固めたいという戦略だ。

11日の電子業界によると、今年の第4四半期のグローバル生活家電の売上げ(テレビを除く)で1位の座をめぐり、LG電子とワールプールがこれまでよりも熾烈な競争を繰り広げる見通しだ。 LG電子H&A事業部は今年の1~3四半期に累積売上げ16兆7300億ウォンで、ワールプール(約16兆3800億ウォン)を小幅で上回っている。 LG電子は「チプコク」トレンドで家電の需要が大きく伸びてサプライズ好況を迎えた上半期に、すでにグローバル家電市場の売上高1位を占めて期待感を高めたことがある。

LG電子H&A事業部は第3四半期もワールプールよりも約1000億ウォン少ない6兆1500億ウォンの売り上げを記録したが、上半期に引き続き1位の座を維持している。業界の視線は第4四半期に向かっている。これまでワールプールは年末セールイベントである「ブラックフライデー」で実績を引き上げてきており、LG電子は「上高下低」の売上げの流れを見せて、ワールプールに年間1位の座を差し出してきたからだ。昨年、LG電子H&A事業部は上半期の売上げ基準でグローバル1位を達成したが下半期に追いつかれ、約21兆5000億ウォンの年間合算ベースでワールプール(約23兆5000億ウォン)に1位の座を奪われたことがある。

ただし収益性を基準にすると、LG電子はワールプールとのギャップを広げてすでに久しい。昨年、LG電子H&A事業部は営業利益1兆9900億ウォンで、ワールプール(1兆7000億ウォン)を上回った。今年の1~3四半期の累積営業利益も、LG電子H&A事業部(2兆500億ウォン)がワールプール(1兆800億ウォン)を大きくリードしている。

LG電子は先月に新たに登場した「LGオブジェコレクション」を通じて、最近のトレンドとして浮上した空間家電分野をリードし、第4四半期にも実績の格差を得ようという戦略だ。LGオブジェコレクションは家電製品をインテリアの重要な要素として見る消費者のトレンドに合わせて、LG電子が発表した製品群だ。既存のプレミアム家電ブランドである「LGオブジェ」を一段階進化させた、空間インテリア家電ブランドだ。

LG電子は2018年、家電や家具を組み合わせた新概念の融合・複合家電の「LGオブジェ」を発表した。これまでの利便性を越えて、空間と家電製品が調和を成す「空間家電」を事業の指向点とみなしたLG電子は、関連の製品群を継続して広げてきた。 LG電子のこのような戦略は「LGオブジェ」の発売を皮切りに、「LGシグネチャ」「LGシグネチャキッチンスイート」などにつながった。

LG電子の代表的な生活家電製品群である冷蔵庫と洗濯機や乾燥機などはインテリアとの調和だけでなく、機能面でも高い評価を受けている。去る7月、米国の有力消費者メディアである「コンシューマー・レポート(Consumer Reports)」は「2020年の最高の洗濯機」に、LG電子製のドラム式洗濯機と水槽式洗濯機をそれぞれ今年最高のドラム式洗濯機と最高の高効率水槽式洗濯機として選定している。またLG電子はコンシューマー・レポートが選定した最高30インチ容量のフレンチドア冷蔵庫と36インチ容量のフレンチドア冷蔵庫部門でも1・2位を占めた。

一方、LG電子でテレビを担当するホームエンターテインメント(HE)事業部も、コンシューマー・レポートの「今年最高のテレビ」リストに多くの製品を上げて期待感を高めている。この日の業界によると、コンシューマー・レポートが最近発表した今年最高のテレビ4台のうち2台がLG製OLEDテレビだ。コンシューマー・レポートの評価団は、LG製OLEDテレビに対して高画質(HD)と超高画質(UHD)で最高のスコアを与えた。良い音質と3次元立体音響効果を実現するDolby Atmos(ドルビーアトモス)オーディオ機能も利点に選ばれた。
  • 家電世界1位と2位の売り上げ比較

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  • 毎日経済_パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-11 19:41:53