SK、超低温保管物流企業の「韓国超低温」に先制投資


SK(株)が投資した韓国超低温(KOREA ULTRALOW TEMPERATURE)が国内で唯一の「コロナ19ワクチン」の超低温保管・輸送が可能な企業として注目されている。崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長の選球眼が再び光を見た評価だ。

12日の物流業界によると、多国籍製薬会社米ファイザーが開発中のコロナ19ワクチンが臨床3相に突入し、国内唯一でワクチン流通のための零下70度以下の超低温冷凍物流インフラを持つ韓国超低温に対する業界の関心が高まっている。ファイザー製ワクチンが大きな支障なくファーストトラックで市販許可を受けた場合、早ければ来年の第2四半期から超低温流通網を通じた供給が開始されるものと期待される。

韓国超低温はBelstar Superfreeze(ベルスタースーパーフリーズ)が株式100%を保有している会社だ。 SK(株)はベルスタースーパーフリーズの2大株主だ。今年初めにSK(株)は超低温の特性上、生鮮食品や医薬品などの需要が増えると期待して、ゴールドマン・サックスと戦略的投資家(SI)としてそれぞれ250億ウォンを投資して株式20%を確保した。

チェ会長の長期的な眼目は、グローバルなパンデミックという危機の中にすばやく輝いた。韓国超低温はマイナス162度の超低温環境で液化天然ガス(LNG)を再び気体形態に加工する過程で発生する冷熱を、低温物流用の冷媒としてリサイクルする技術を備えている。これによって廃棄されたLNGの冷熱を再活用できるだけでなく、気化に使用された海水を海に放流し、発生する環境汚染を防止することができる。また従来の電気冷蔵方式に比べて電気料金を最大70%まで削減することができ、コスト競争力も優れている。世界的にLNG冷熱を活用した超低温物流センターの技術を備えた所は韓国超低温が唯一だ。

SK(株)はベルスタースーパーフリーズに125億ウォンを追加投資できる選択権も持っている。韓国超低温は昨年4月、京畿道平沢市の梧城(オソン)産業団地内の2万8000坪規模の敷地に、近代的な低温物流センターを竣工して6月から稼動中であり、今年は仁川に国内最大規模で設立予定の超低温複合物流センター開発事業にも参加した。業界の関係者は、「ファイザー社製ワクチンが国内に流通するためには、韓国超低温のインフラを活用する以外に他のオプションがない」とし、「SK(株)が高付加価値の超低温流通網の先取り効果を最大化するだろう」と語った。
  • 毎日経済_チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-12 19:58:56