現代自「KONA」女性の心もつかむ…性能・デザイン揃って



  • 20日に開幕した広州モーターショーで、現代自動車の中国現地戦略型中型セダン「第2世代ミンツ」が初めて公開された。 [写真提供=現代自動車]


先月の中旬に出荷された現代自動車の新型「ザ・ニュー・コナ(KONA)」は、国内の小型スポーツ多目的車(SUV)市場に地殻変動を起こしている。ここ一ヶ月間は車を購入した顧客のうちの半分ほどを女性が占めたからだ。小型SUVに対する女性消費者が比較的多くなったが、このように比重が半分を占めたのは異例だ。

20日の現代自動車によると、先月15日に出荷されたザ・ニュー・コナ(1.6ターボガソリンエンジンとハイブリッド)を購入した個人の顧客(法人を除く)のうち、女性は今月中旬までに46%を記録したことが分かった。これまでコナの女性客の割合は40%台前半だったが、ザ・ニュー・コナにはさらに多くの女性顧客が集まって半分ほどを占めている。

これに対し業界は、新型コナが運転しやすいコンパクトSUVでありながらもデザインが華やかで、特にターボエンジン搭載などで強力な走行性能を示すためだという分析を出している。

自動車業界の関係者は、「最近は女性ドライバーも馬力やトルクなど走行性能に優れ、強靭な感じの車を好む」とし、「独特のデザインに加え、高性能が結合されたザ・ニュー・コナに女性が集まることも、最新の消費傾向と関連している」と語った。

実際にニューコナは、現在販売中の国内小型SUVの中では加速や走行性能が最も良い方だ。 1.6ターボエンジンと7速ダブルクラッチトランスミッション(DCT)の組み合わせて高出力を出す。

国内市場で販売されている小型SUVは約10種に上る。今年1~10月の小型SUVの販売台数は計18万1000台で、昨年の同じ期間よりも何と40%も増え、今年全体の国内車の販売でも比重は12%を上回る。しかしザ・ニュー・コナは競合他社の小型SUVと比較しても、とくに女性に人気が高い。

小型モデルを除く現代自動車製のSUVの中で女性顧客の割合は、準中型の「ツーソン」38%、中型「サンタフェ」24%、大型「パリセード」24%だ。現代自動車の関係者は、「ザ・ニュー・コナの外装色は、その種類が10種類もに達し、華やかさを求める女性消費者に合う」とし、「小規模のチャバク(車で楽しむキャンプ)ブームとも相まって、女性顧客が多く購入すると考えられる」と述べた。

SUVを中心に最近の国内市場での反騰に成功した現代自動車は、この勢いを駆って今年はコロナ19とサード(THAAD/高高度ミサイル防衛システム)の影響で持続的に不振を免れなかった中国市場でも本格的な「V字回復」戦略を展開して乗り出した。

現代自動車は20日、中国の広州で開幕した「2020広州国際モーターショー」でさまざまな中国戦略型の新車を公開し、現地攻略の強化を宣言した。特に現地戦略型中型セダンである「ミンツ(ミストラ)」の第2世代モデルを今回のイベントで初めて公開した。「ミンツ」は2013年に中型エントリーレベルの市場を攻略するために中国で出した車で、今年の上半期までに計72万台が売れた。今回の第2世代ミンツは外観はよりスマートになり、室内空間は大幅に広げて目を引く。現代自動車は第2世代の「ミンツ」と電気自動車の「ミンツエレクトリック」を来年の中国市場に出荷する予定だ。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-20 23:48:03