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現代・起亜自の電気車、輸出10万台が達成目前


  • 現代・起亜自の電気車、輸出10万台が達成目前

世界各国が排出ガス規制を予告した中で、現代・起亜自動車の電気自動車の各モデルが世界で疾走している。「コナエレクトリック」と「ニーロEV」の欧州への輸出量が急増し、今年初めて電気自動車10万台の輸出達成が有力になった。

26日の現代・起亜自動車によると、今年1~10月に輸出した電気自動車は9万8505台で、前年同期(5万7517台)に比べて71.3%急増した。車種別では現代自動車の「コナエレクトリック」が4万1384台で最も多く輸出され、起亜自動車製「ニーロEV」(3万8299台)、「アイオニック・エレクトリック」(1万578台)、「ソウルEV」(8244台)の順となった。来年の電気自動車専用ブランドへの移行を控えたアイオニックを除く全モデルの販売台数が増加した。

このような電気自動車の輸出増加は、欧州連合(EU)の環境規制の強化とかみ合った結果として分析される。 EUは今年から自動車1台あたりの平均二酸化炭素排出量を1キロメートルあたり95グラムに制限し、これを超過する場合は販売量と排出量に比例して罰金を支払わなければならない。韓国自動車産業協会によると、EUに輸出された今年の電気自動車は計7万2392台で、昨年の同じ期間よりも118%急増した。輸出全体でEUが占める割合も70.3%に達した。

来年の現代・起亜自動車は専用プラットフォーム(E-GMP)ベースの電気自動車の出荷でさらに弾みがつく見通しだ。現代自動車は「アイオニック5」と「ジェネシスJW」(プロジェクト)を、起亜自動車は「CV」を採用っかする予定だ。

一方、現代自動車は電気自動車だけでなく、小型スポーツ多目的車(SUV)の出荷を通じて、欧州市場の攻略速度を引き上げる方針だ。 現代自動車のヨーロッパ圏本部は25日(現地時間)、2021年上半期に欧州市場に投入する予定の小型SUV「バイヨン(Bayon)」のティーザーイメージを公開した。
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  • 毎日経済_パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-26 20:01:17




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