Kポップ企業の時価総額「10兆」…1等功臣は「ファンダム」



文化体育観光部は去る9月、防弾少年団(BTS)の新曲『ダイナマイト』の経済効果を1兆7000億ウォンと推算した。新曲の直接収益、そして連携商品の販売効果までを合わせて計算した数値だ。去る25日、米国グラミーアワード候補にも上がり、経済効果はさらに大きくなる見通しだ。世界最大のファンダム「アーミー」(防弾少年団ファンクラブ)が動くからだ。防弾少年団が着る服や食べるもの、広告する製品すべてがBTSの「後光」をあびる。

KポップガールズグループのBLACKPINK(ブラックピンク)のYouTube購読者数は30日現在で5380万人だ。世界の女性アーティストの中で最も多い。世界的に強力なファンダムを確保したという傍証だ。強力なファンダムを保有しているおかげで、ブラックピンクの4人のメンバーは、各自が高級ブランドのミューズであり、アンバサダー(広報大使)として活動している。ブラックピンクのファンダムである「BLIИK(ブリンク)」の爆発的な関心を効果的にもたらすことができるからだ。

これまでアイドルのファンダムは「礼拝」「グルーピー」などと卑下されたりしたが、現在はKポップ産業の心強い礎だ。 Kポップのファンダムが世界的に広がりつつ、ファンダムの経済規模もさらに大きくなるすがただ。

「ファンダム経済」の拡張は、Kポップの上場企業の時価総額でも証明される。

国内エンターテイメント上場企業の上位ビッグ5の時価総額は10兆ウォンにせまる。韓国取引所によると11月30日現在、ビッグヒットエンター、JYP、YG、SMエンター、キューブの時価総額は9兆3670億ウォンと集計された。 SMエンターテイメントがH.O.T.で、アイドルグループを本格的に発表してから25年ぶりだ。

『K-POPイノベーション』を書いた慶北大のイ・ジャンウ教授は、「李秀満(イ・スマン)、房時赫(パン・シヒョク)、パク・チニョンをはじめとする革新の課題とこれに応えたファンダムが作り出した成果」だとした。

特に去る10月に上場したビッグヒットエンターの時価総額は6兆3945億ウォンで、屈指の企業であるKT(6兆3320億ウォン)や企業銀行(6兆8696億ウォン)に次ぐ。上場初期の最高値に比べて株価は50%以上下がったにもかかわらず、この程度の時価総額を維持している。

Kポップの成長はブランド「韓国」を成長させる触媒の役割を果たす。世界のKポップファンダムはアイドルが食べるもの、着る服、住んでいる場所、練習する場所、撮影地まですべてが気になる。韓国銀行によると、2018年に韓国文化コンテンツ産業の生産誘発係数と付加価値誘発係数はそれぞれ1.97と0.83水準だ。2つの指数は他の産業部門に及ぼす直接または間接的な影響を意味する。数値が大きいほど、他の産業に及ぼす生産効果が大きい。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-01 00:00:30