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ウォン高続く…対ドルで1100ウォン台を割る

輸出企業は価格競争力の弱体化を懸念 

対ドルでのウォンが急速に上がり、2年6ヶ月ぶりに1000ウォン台に進入した。ウォンの値が上がれば、輸出企業の価格競争力が弱体化する。

3日、ソウル外国為替市場で対ドルでのウォンは前日の終値1100.8ウォンよりも3.8ウォン上がった1097.0ウォンで取引きを終えた。これは2018年6月24日の1083.0ウォン以来で、終値を基準にして最高値だ。この日、1100.1ウォンで取引きを開始したドル=ウォンの値は、開場25分で1100ウォン線を破って1099.9ウォンに上がった。

対内外的にウォン高(ドル安)の要因が散在しているというのが専門家らの分析だ。

米民主党指導部が9080億ドル規模の緊急扶養案を受け入れたことで、世界的な景気回復への期待感が生じた。英国が世界初のコロナ19ワクチンを承認したことも好材料として作用した。アジア市場への期待感も大きくなった。米国と欧州諸国がコロナ19の再拡散ですっかり動きが取れなくなっている間に、国内の経済指標は比較的好調を見せている。国内の株式市場で外国人の買い越しも増加した。

※関連記事「年初、1040ウォンに進むか…輸出企業「超非常」
  • 毎日経済_イ・セハ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-03 20:22:06




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