トップ > 数字経済 > 企業 > ハンファトタル、高付加価値バッテリー素材に400億投資

ハンファトタル、高付加価値バッテリー素材に400億投資

年間生産能力14万トンを確保 

ハンファトタル(Hanwha Total)は大容量バッテリーに適した高剛性素材の生産技術を前面にうち出して、バッテリー分離膜の生産に本格的に乗り出した。

ハンファトタルは7日、約400億ウォンを投資して忠清南道の大山工場で、バッテリー分離膜素材として使用される超高分子量ポリエチレン設備の増設を完了したと明らかにした。ハンファトタルは今回の増設で、これまで1000~2000トンを生産していた超高分子量ポリエチレンの年間生産能力を最大14万トンまで確保した。

超高分子量ポリエチレンは従来のポリエチレン製品に比べて分子量を高め、機械的剛性を向上させた製品で、バッテリー分離膜素材として脚光を浴びている高付加価値合成樹脂だ。ハンファトタルは昨年、自社で開発してきた触媒技術と生産工程を適用して、純粋な独自技術で超高分子量ポリエチレンの商業生産に成功した。

また、ハンファトタルの製品は従来比で剛性を高め、二次電池の高容量化傾向に適している。バッテリー分離膜素材は、電池内部の陽極と陰極の物質を分離させると同時に、電気を発生させるリチウムイオンは一定に通過させるように作ることが重要で技術障壁が高く、少数の企業だけが市場を先取りしてきた。
  • 毎日経済_チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-07 17:41:01




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア