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大宇造船海洋、VLCCを10隻受注…受注総額は1兆ウォンか


  • 大宇造船海洋、VLCCを10隻受注…受注総額は1兆ウォンか
  • DSMEが建造した最大規模のタンカー(写真は大宇造船海洋提供)


大宇造船海洋( DSME)は総1兆ウォン規模の液化天然ガス(LNG)推進の超大型原油運搬船(VLCC)10隻を受注する。

大宇造船海洋は7日、ヨーロッパ地域の船主とLNG二重燃料推進VLCC10隻の建造意向(LOI)を締結したと発表した。船舶は30万トン級の規模であり、本契約は来年の第1四半期中に締結する予定だ。契約規模は明らかにしなかったが、該当の船種は1隻あたり最大で1億ドル(約1080億ウォン)に達する点を考慮すると、受注額は1兆ウォンに達すると見られる。

大宇造船海洋のLNG推進VLCCの受注は今回が初めてだ。これまでLNG推進のLNG運搬船・コンテナ船・シャトルタンカー・タンカー、液化石油ガス(LPG)推進のLPG運搬船などを建造してきた。このことから大宇造船海洋は全ての船種のLNG・LPG推進船舶の受注に成功した。大宇造船海洋の関係者は「今回のLOI締結で、LNG運搬船に続いてLNG推進船の技術力も世界の主要な船主に認められることうになった」とし、「市場で優位を占めることができる礎石になると期待している」とした。

大宇造船海洋は、去る3日にはアラブ首長国連邦(UAE)の国営石油会社であるアドノックからVLCC 3隻を2820億ウォンに受注したと発表した。この契約には3隻を追加で発注することができるオプションと、今後にLNG推進船に変更することができるという条件も盛り込まれている。

これとあわせて大宇造船海洋は、世界第5位の海運会社である独ハパックロイドと2万3000TEU(1TEUは20フィートコンテナ1台分)級のLNG推進コンテナ船6隻の建造契約の締結も控えている。受注成功時の契約規模は1兆1000億ウォンに達すると予想される。
  • 毎日経済_ソン・グァンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-07 17:23:18




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