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韓、造船各社「怪力受注」…一日で2.5兆を受注


韓国「造船3社(韓国造船海洋・大宇造船海洋、サムスン重工業)」は液化天然ガス(LNG)輸送・推進船などの主力船種を前面に出して、大規模な受注を次々と獲得している。 23日の一日のあいだの契約規模だけでも計2兆5000億ウォンに達する。今月に入って恐ろしいほどの底力を見せており、年間の受注実績で1位の中国を抜いて終盤の逆転に成功するかに関心が集まっている。

この日、現代重工業グループの造船持株会社である韓国造船海洋は、バミューダとパナマ所在の各船社とLNG運搬船3隻の建造契約を締結した。全体の契約規模は6122億ウォンに達する。これらの船は現代三湖重工業で建造されて、順次引き渡しされる。韓国造船海洋は21日から3日間でLNG運搬船9隻とコンテナ船4隻など計13隻(約2兆2700億ウォン)を受注するなど、今月だけで計28隻(約3兆9500億ウォン)を契約する底力を発揮した。

大宇造船海洋もこの日、欧州地域の船主から総額1兆836億ウォン規模の超大型LNG推進コンテナ船6隻を受注した。巨済の大宇造船海洋玉浦造船所で建造した後、2023年11月までに船主に引き渡す予定だ。大宇造船海洋は今月だけで超大型タンカー(VLCC)と超大型LPG運搬船(VLGC)など、総12隻(約1兆5500億ウォン)を契約した。

サムスン重工業も受注の朗報を続けた。この日、サムスン重工業はアフリカ地域の船主とLNG運搬船4隻の建造契約を締結した。契約金額は計8150億ウォンだ。これを含めて、今月のみで計8隻のLNG運搬船(約1兆6000億ウォン)を受注した。

年初のコロナ19事態で「受注の干ばつ」に見舞われた造船3社の、今年の受注実績も急速に改善されている。韓国造船海洋はこの日までに計100億ドル(約11兆800億ウォン)の受注実績を記録した。年間の受注目標達成率も91%にまで上昇した。大宇造船海洋は53億7000万ドル(約5兆9500億ウォン)で74.5%、サムスン重工業は55億ドル(約6兆900億ウォン)で65%をそれぞれ記録している。
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  • 毎日経済_ソン・グァンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-23 19:34:36




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