韓KT、米テスラと協業…「ジニミュージック」を搭載


国内で販売される米国の電気自動車メーカーであるテスラ社の自動車にKTのコネクテッド・カーサービスが採用される。 KTがテスラと手を組んでコネクテッド・カーサービスの開発に拍車をかけ、モビリティ事業を本格的に育てるという見方が出ている。

14日の業界によるとKTとテスラは早ければ今月、国内のすべてのテスラ製自動車にKTのコネクテッド・カーサービスを土台に開発した「ジニ・ミュージックストリーミングサービス」を搭載する契約を締結する予定だ。テスラの運転者はスマートフォンを接続せずに、車両のLTE・5G網を利用してジニミュージック(GENIE MUSIC)をストリーミングで楽しむことができるようになる。

コネクテッド・カーは多様な情報技術(IT)サービスを利用できるように、ネットワークに接続した未来の車だ。コネクテッド・カーは自律走行技術が発展する中で、車両の内部が新しい「生活空間」として浮上しつつ注目を集めている。その最前線が車載統合インフォテインメント(IVI)だ。 IVIは5Gネットワークを介して、車両内で超高画質・高音質などの大容量コンテンツをリアルタイムで楽しむことができるプラットフォームだ。移動通信社と完成車メーカーの協力が必須だ。

KTは今年、IVIを活用したコネクテッド・カー市場の攻略を本格化することに内部方針を決めた。最大の強みである5G通信技術とメディアおよびコンテンツの力量を組み合わせ、コネクテッド・カーサービスを足場にしてモビリティ事業を育てるという戦略だ。

このために自動車メーカーとのコラボレーションを強化している。最近、現代自動車グループの新車「ジェネシスGV70」も、ジニー・ミュージックストリーミングサービスを搭載することにした。ジェネシス製「G80」と「GV80」などにも拡大適用する予定だ。これ以外に独ベンツともコネクテッド・カーサービスを共同開発している。昨年はルノーサムスンと次世代コネクテッド・カーサービスを提供する契約を結んだ。

ジニ・ミュージックをはじめ、ポッドキャストやナビゲーションも適用したし、年内に「人工知能(AI)オートアシスタント」を追加する予定だ。 AIオートアシスタントは運転者のスケジュールに合わせて目的地を提案したり、車両の状態に応じて周辺のガソリンスタンドや修理工場などを勧め、車両内の温度と湿度や空気の質などを管理するサービスだ。 KTコネクテッド・カーサービスを適用した国内外の完成車メーカーは14社だが、KTは今年はこれをさらに増やす計画だ。

KTとテスラは追加の協業も計画していることが伝えられた。 KTは自社のAI「ギガジニー(GIGA Ginie)」をテスラ車に搭載し、顧客ごとに特化したインフォテインメントサービスを提供するだろうという観測が出ている。ギガジニーを活用して車両と家を接続する、特化したサービスを出すかもしれないというものだ。

KTの関係者は、「現在コネクテッド・カーは数百万台に過ぎないが、今後の新車はすべてコネクテッド・カーであるだけに、規模が数千万台に増えると巨大なプラットフォームになるだろう」と述べた。

国内自動車メーカーと移動通信社の間でコネクテッド・カーに対する競争も激しくなる見通しだ。 SKテレコムはBMW、ボルボ、英ジャガーなどに車載インフォテインメントを提供している。 LGユープラスも仏プジョーなどとコネクテッド・カーで協業している。
  • 毎日経済_イム・ヨンシン記者/イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-01-14 22:15:21