起亜自動車は社名から「自動車」をはずし、「起亜(キア)」として新しく出発する。 1990年に「起亜産業」から起亜自動車に社名を変えて31年ぶりだ。今後、起亜は電気自動車やさまざまなモビリティソリューション、自律走行・親環境目的基盤の車両(PBV/Purpose Built Vehicle)などを開発するために力を注ぐことにした。
起亜は15日午前、YouTubeなどのオンラインを通じて「ニュー起亜ブランドショーケース」を開催し、社名の変更とともに、昨年1月に発表した「プランS」戦略を本格的に遂行すると明らかにした。起亜の宋虎聲(ソン・ホソン)社長は、「自由な移動や動き(Movement)は人間の基本的な本能であり、固有の権利」だとし、「未来のための新しいブランドの志向点と戦略に基づいて、持続可能なモビリティソリューションを提供する会社に生まれ変わる」と宣言した。これに合わせて新しいブランドスローガンも「霊感を与える動き(Movement that inspires)」に決まった。