ポスコと現代重、ミャンマーのガス田開発で協力



ポスコグループと現代重工業グループが親環境(環境にやさしい)エネルギーとして脚光を浴びている液化天然ガス(LNG)事業で手を組んだ。

ポスコグループの系列会社であるポスコインターナショナルが推進するミャンマーのガス田設備工事を、現代重工業グループの造船持株会社である韓国造船海洋が受注したものだ。これによってポスコグループはLNG事業を将来の成長動力として育成することができる足場を整え、現代重工業グループは長期的な低迷に陥った海洋プラント市場で存在感をあらわにした。

27日、ポスコインターナショナルと韓国造船海洋は、ソウル市江南区のポスコセンターで、ミャンマーの3段階ガス田開発に投入される総2万7000トン規模のガス昇圧プラットフォーム1期工事の本契約を締結した。契約規模は5000億ウォンに達する。今回の工事は設計から購入・生産・輸送・装備・試運転まで、すべての工程が一括請負方式(EPCIC)で行われる。この日の締結式には崔正友(チェ・ヂョンウ)ポスコグループ会長と権五坤(クォン・オゴン)現代重工業グループ会長をはじめ、ポスコインターナショナルのチュ・シボ社長、カ・サムヒョン韓国造船海洋社長、チョン・ギソン現代重工業グループ船舶海洋営業本部代表など、両社の主要関係者が出席した。

ポスコインターナショナルが2000年から開発を進めてきたミャンマーのガス田は、国内企業の代表的な海外資源開発の成功事例として評価されている。特に年間3000億~4000億ウォンの営業利益を出すほどで、グループのガス事業の「キャッシュカウ」の役割を果たしている。現在までに発見されたガス田はA-1とA-3鉱区で総3ヶ所だ。ガス田開発は段階的に進められている。ミャ第4抗とシュエ8抗を対象に進めた第1段階は2013年7月に仕上げされた。第1段階の開発完了後、2014年12月からは一日約5億立方フィート規模のガスを生産している。第2段階は2017年9月から開始した。 2018年6月に米マクダーモット(McDermott)とEPCIC契約を締結した後、シュエ第4坑とシェファユ第4坑に対する生産を準備中だ。来年までに開発を終えて生産に乗り出す計画だ。

この日、EPCIC契約を締結した第3段階は、ガス昇圧プラットフォームを設置することに目的を置いている。ガス昇圧プラットフォームは、ミャンマーガス田の累積生産によって圧力が低くなった貯留層(原油・天然ガスがたまっている地下)で、ガスの追加回収を可能にする設備だ。韓国造船海洋は今回の設備を蔚山の現代重工業で製作した後、2024年の上半期中にベンガル湾の海上に位置するシェガス田に設置する予定だ。この過程でポスコの鋼材も多量に使われる見通しだ。先だって現代重工業は第1段階の開発当時にも海上プラットフォームの設置に参加している。

ポスコのチェ・ジョンウ会長は契約と関連し、「開発を成功裏に終えて、ポスコグループLNG事業の中核であるミャンマーガス田が安定してガスの生産を維持できるように努力する」と述べた。クォン・オガプ現代重工業グループ会長も、「長年のパートナーであるポスコグループと親環境エネルギー源のプロジェクトを一緒に行うことになって喜んでいる」とした。
  • 毎日経済_ソン・グァンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-01-27 20:02:33