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サムスン電子「SAMSUNG PixCell LED」を商標登録

41兆市場ねらう 

  • サムスン電子「SAMSUNG PixCell LED」を商標登録

サムスン電子は次世代電装事業の核心部品である「車両用発光ダイオード(LED)」の市場シェア拡大のための準備作業に着手した。

3日の電子業界によると、サムスン電子デバイスソリューション(DS・半導体)部門は先月、世界知的所有権機関(WIPO)に「SAMSUNG PixCell LED」の商標権を登録した。事業分野はLED用の位置センサーと電子安定器、LED制御・パワー・マルチチップモジュールなどの総合LEDソリューション事業になると思われる。

目を引くのは車のヘッドランプやLED照明、自動車の電子制御分野も含まれていたという点だ。車両用LED市場は次世代の電装事業の主要分野にあげられる。既存のハロゲンランプと高輝度放電(HID)ランプなどに比べ、消費電力は少ないながらも反応速度と信頼性が高いからだ。

これはバッテリーの消費電力が車両の走行距離を決定する、電気自動車には不可欠な要素だ。また信号伝達速度が速く、乗員の安全性確保が必須である自律走行車など、次世代の最尖端車両にも活用領域が拡大すると予想される。

実際に自動車業界では、LED照明が既存の製品をすばやく置き換えている。市場調査会社のヨエルディベロップメントによると、車両用照明市場の規模は2019年の304億ドル(約33兆9000億ウォン)から、2023年には373億ドル(約41兆6000億ウォン)まで成長すると予想される。

特に業界では自動車にLED照明を採用する比率は、現在の35%から2024年には72%まで拡大すると予想している。米テスラ社はすべての主力車種にLEDヘッドライトを標準装備として採用しており、現代自動車グループもLEDヘッドライトの採用を拡大している。

車両用LED市場を先行獲得するために、世界的な電装部品企業の技術競争も激しくなっている。車両用LEDは技術開発が難しく、部品単価も高い。
  • 毎日経済_パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-02-03 19:10:51




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