韓国政府「世界最大の洋上風力発電団地」の造成に48兆投資


  • ムン・ジェイン大統領(中央)は5日午後、全羅南道の「新安荏子2大橋(シナンイムジャ2デギョ)」で開かれた世界最大の洋上風力団地48兆投資協約式で、参加者らとセレモニーを行っている。このイベントは韓国版グリーンニューディール事業の一つで、韓国電力公社とSK E&S、ハンファ建設、斗山重工業などが参加する。 [イ・チュンウ記者]



文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は全羅南道の新安に(しなん)位置する世界最大の洋上風力発電所を訪問し、「地域均衡ニューディール」の動きに拍車をかけた。

ムン大統領は去る5日、「新安荏子2大橋(シナンイムジャ2デギョ)」で開かれた「世界最大の海上風力発電団地48兆投資協約式」に参席した。ムン大統領は「産業と経済そして社会のすべての領域でカーボンニュートラルを推進するために、エネルギーの主供給源を再生可能エネルギーに転換することが重要だ」とし、「洋上風力発煙は2050年カーボンニュートラル社会に大きく貢献をするだろう」と述べた。

新安洋上風力事業は原発約8基の発電量に相当する8.2GW(ギガワット)規模の風力発電団地を造成する事業だ。現在、世界最大の風力発電所である英ホーンシー(Hornsea)の電力生産量は1.12ギガワット規模だ。

この事業には韓国電力、SK E&S、ハンファ建設など民間の発電企業と斗山重工業、CSウィンド、サムガンエムアンドティー(SAMKANG M&T)などの洋上風力発電企業が参加して、2030年までに約48兆5000億ウォンの大規模な投資が続く。具体的には4.1ギガワット規模の第1段階(2020~2025年)事業は21兆ウォンが投入され、2段階(2022~2027年)は12兆7000億ウォンが、3段階(2024~2030年)に12兆3000億ウォンなどで構成されている。事業期間全般に必要な基盤施設の構築投資額は2兆3000億ウォンだ。

政府はこのような投資額の98%は民間投資で構成されるとし、韓国型ニューディールが民間・地域主導で広がっていると強調した。

洋上風力発電事業投資協約式では近隣の住民が協同組合を設立し、発電事業に直接関与する方式の全南型雇用共生協約も締結された。地元の人々は人材バンクを設立し、製造業者などが必要とする物品とサービスの下請けを推進する。政府はこのような方法で5600人ぶんの共生型雇用が生まれることを期待しており、直接または間接の雇用創出効果は12万に達すると予測した。

政府は今後も風力発電団地の造成を支援するために、「風力発電普及促進特別法(仮称)」を制定し、「風力ワンストップ支援システム」を導入して推進する計画だ。ムン大統領は「韓国は三方が海であり、洋上風力発電はさらなる可能性を持っている。海洋プラントや鉄鋼などの関連分野でも世界最高の技術力を保有しており、競争力も劣らない」とし、「政府も必要な支援を惜しまない。着工まで5年以上かかる事業の準備期間を短縮し、特別法を制定して候補地の発掘から許認可までを一括支援する」と明らかにした。

ムン大統領は洋上風力投資協約式が終了した後、新安チョッカルタウンを訪問し、その地域で通用する商品券で直接商品を購入した。
  • 毎日経済 ムン・ジェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-02-05 22:43:11