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LG電子、家電部門の第1四半期売り上げ…歴代最高


  • LG電子、家電部門の第1四半期売り上げ…歴代最高

昨年は史上最大の年間売上げと営業利益を記録したLG電子は、新年も販売好調を続けている。これに力づけられて、今年の第1四半期は営業利益1兆1200億ウォンの達成に対する期待感が高まる雰囲気だ。ふつうLG電子の場合、第1四半期の利益が年間営業利益のうちの「3分の1」以上を占めている。したがって、今年の年間実績もまた最大を更新するとの見通しが力を得ている。

15日の電子業界と証券業界によると、LG電子は今年の第1四半期に売上高18兆ウォンと営業利益1兆1200億ウォン以上を記録すると予想される。大信証券とイーベスト投資証券やハイ投資証券など、5つの証券会社のLG電子に対する第1四半期の売上げと営業利益コンセンサスは、それぞれ18兆570億ウォンと1兆1248億ウォンに達する。第1四半期の中で歴代最大の実績は、2018年に記録した売上げ15兆1230億ウォンと営業利益1兆1078億ウォンだ。歴代四半期の最大売上高は昨年の第4四半期に達成した18兆7808億ウォンだ。

昨年に続いて今年もH&A(生活家電)事業本部がLG電子の実績を導くと思われる。業界では第1四半期のH&A事業本部の売上げは、歴代の四半期の中で最大である6兆4000億ウォンを記録するものと観測している。

昨年、衛生と安全に対する消費者のニーズを積極的に攻略したスチーム家電とともに、第1四半期には「四季家電」に変貌したエアコンが実績成長を導く見込みだ。このほかにもLG電子H&A事業本部は、各消費者の家庭に「LG家電エコシステム」を構築するために、これまで強みを見せていた製品群に人工知能(AI)プラットフォーム「LG ThinQ」を拡大適用している。この日、LG電子が発売予定だと明らかにした「LG水槽式洗濯機」の新製品(モデル名TS22BVD)も水槽式洗濯機で初の人工知能機能を適用した製品だ。

LG電子のもう一つの成長軸は電装事業だ。電装事業を担当するVS事業本部は今年、売上げを基準にしてH&A事業本部とHE(ホームエンターテインメント)事業本部に続いて3番目の本部になると思われる。 LG電子は2018年に豪ZKWを買収し、電装事業への進出速度を高めてきた。昨年12月には世界第3位の自動車部品メーカーの加マグナ・インターナショナルと合弁会社を設立すると発表した。これによってLG電子は電装事業でVS事業本部(インフォテインメント中心)、ZKW(車両用ヘッドランプ)、LG電子マグナ(パワートレイン)の3つの軸を完成した。

これに力を得て、LG電子の電装事業は今年初めて黒字転換に成功すると思われる。業界ではVS事業本部は来る3四半期に初の黒字を達成し、年間でも300億ウォン台の営業利益を上げると見ている。
  • 毎日経済 パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-02-15 19:53:20




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