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日本を魅了する「Kビューティー」昨年、販売60%増


  • 日本を魅了する「Kビューティー」昨年、販売60%増

「防弾少年団(BTS)やドラマ『愛の不時着』の影響で、最近の日本の若い世代の間では韓国文化が人気です。日本の若い世代には日本のブランドよりも、むしろ韓国ブランドがよりホットなアイテムとして注目されます」。

世界3大化粧品市場である日本で、Kビューティーの人気が高まっている。国内ブランドのクッション製品が2000万個売れて、マスクパックとクリームはアットコスメとリップスなど、現地の化粧品に対するレビュープラットフォームの評価で部門別で1位を占めた。

25日の産業通商資源部によると、昨年の化粧品の対日輸出額は前年比で58.5%増の6億3700万ドル(約7030億ウォン)だった。規模は中国(4兆2040億ウォン)とアセアン市場(8330億ウォン)へ向かうよりも小さいが、輸出増加率は上回った。

Kビューティーの現住所を確認するために、日本で活躍中のブランドであるミシャ(Able C&C)、博士ジャルトゥ(ヘブエンビ)、メディヒール(エルエンピコスメ)担当者に書面でインタビューした。懸念とは異なり慰安婦訴訟や日本製品不買運動など、韓・日葛藤の影響は特になかった。日本では大規模な韓国製品不買運動はなかったし、「嫌韓」も一部の集団に限られたものだという分析だ。

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Able C&Cのカン・インギュ日本法人長は、「以前は韓国製品を外地から入ってくるブランドとみて差別する傾向があったが、今では何らの拒否反応もない」とし、「韓国製品を販売したいという小売店がたくさん増えた」と語る。エルエンピコスメのオ・ジェソン日本事務所長は、「韓国製品を求める10・20代は、両国間の葛藤が自分たちが好むKコンテンツに悪影響を与えるか心配するほど」だとし、「社会問題とは無関係に売上げは着実に増加した」と述べた。

韓国ビューティーブランドに対する認識は、むしろ肯定的だった。ハブエンビのホ・ヘヨン海外事業本部長は、「日本の顧客にKビューティーは良い成分製品として認識されている」とし、「シカ(Centella のAsiatica)やドクダミなどの成分を活用した機能性製品に関心が高い」と語った。

日本のビューティ市場では、オフライン流通はまだ重要な役割を果たしている。小売と編集ショップなど、さまざまな種類の販売チャネルが充実しており、消費者は製品を使ってみて選ぶことを楽しむためだ。

製品がいわゆる「テバク(大当り)」を出すためには、オフラインでまず認知度が高まらなくてはならない。

カン法人長は「流通チャネルと長い間のコミュニケーションで信頼を積んだことが良い結果につながった」とし、「取引き先の商品開発や営業担当者の意見を積極的に収斂し、特化した製品を多く出荷した」と語った。オ所長は、「日本の消費者は非常に保守的なので、大勢感を提供することが最も重要」だとし、「販売チャネルと製品を増やし、店内の位置や周辺のお勧めなどを通じて、心を着実に動くようにしたのが有効だった」と語った。ホ本部長は「オフラインを中心に事業を運営しているが、オンラインでは選択と集中の戦略で事業を展開する」と語った。

今年の日本市場の見通しは「靜中動」でまとめた。コロナ19の衝撃で「超緩慢」な成長を見せるが、消費心理が回復し、オンラインショッピングが増えて機会は依然としているからだというう判断だ。各社は販売チャネルとマーケティングの拡大を通じて、今年も日本市場の攻略に拍車をかける計画だ。
  • 毎日経済_シム・サンデ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-01-25 21:53:41




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