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春に歩くと幸せな徒歩旅行地(9/10)

道はどこでもあり、その形状もまちまちだが、その道の上に希望と幸せがある 

9.美しい友と一緒に歩く思索の道-<康津茶山流配道>

茶山遺物展示館-ギュルドン村-茶山草堂-天一閣-白蓮寺

総距離:2km
所要時間:約1時間
問い合わせ:康津郡庁文化観光課(061-430-3171)
出発地までの道:康津バスターミナルから茶山草堂に行く郡内バスに乗り、ギュルドン村で下車する。乗用車を利用する場合、西海岸高速道路木浦ICからでて2号国道を利用、康津邑内まで来た後、再度海南方面18番国道に乗って鶴鳴里チュド三叉路で左折して7kmほど行くとギュルドン村が出てくる。

朝鮮の実学者、茶山のチョン・ヤクヨン先生の名残がもの寂しく存在する茶山流配道は、春に歩いてこそ味がでる道だ。3月下旬なら白蓮寺をはじめとする茶山草堂一帯のツバキ林を明るく照らすツバキの花が満開して絶頂を成し遂げる。そのため、4月上旬であれば房ごとはらはら落ち、道を血の色で染めたツバキの花の情緒を満喫しながら歩ける。

ギュルドン村から白蓮寺まで続く茶山流配道は、ふたつの小さい峠を越えていく短い道だが、広葉樹と針葉樹がよく合っていて散歩の醍醐味をまともに感じることができる、そんな道だ。茶山草屋から白蓮寺まで行く道は、別名「茶山小道」と呼ばれたりもするが、この道は辛酉迫害で流刑された彼が苦痛な流刑の日々を共にした白蓮寺の恵蔵禪師に会いに行った道だ。この道で茶山は非常に深い思索と瞑想をした。道は物寂しい。ツバキの木の間にドアンマンだけの風景がちらりと見え、野草をかき乱して渡る風がそのまま感じられる閑静な道だ。その昔、茶山と恵蔵が共に思索して歩く風景が思い浮かぶ。茶山草屋の下のギュルドン村にある茶山チョンミョンガ(061-434-5252)で緑茶スジェビなどの緑茶の食べ物と、ビビンバを楽しむことができ、ドゥンチ食堂(061-433-2080)とヘテ食堂(061-434-2486)の韓定食も有名だ。
  • 毎日経済.Citylife_イ・サンホ(旅行公演家_首都圏ドゥレキル旅行バイブル著者) | (C) mk.co.kr
  • 入力 2012-04-04 12:09:00




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