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カルチャー > カルチャー > ともに生きる世の中サムスンのHappy Together(2/2)
公定な出発線、希望のはしご
「教育両極化解消が社会両極化解消の第一歩」
サムスングループの教育支援事業をそのまま詰めた徳目だ。その実践方案でサムスンは嬰・幼児から大学校に至る生涯周期別特性に合わせ、教育支援事業を展開している。
1989年、タルトンネの子どもたちにより優れた環境を準備し両親の育児困難、経済的困難を解消するため始めた保育園は、先進国型保育モデルを提示したという評価を受けた。現在、合計63か所の子どもの家を運営している。小学生のための勉強部屋は役職員が専門知識を活用し、奉仕活動を繰り広げている。
今年上半期だけでも全国359か所の勉強部屋に役職員1万1000人が結縁を結び、毎月2~3回の学習と生活指導、各種学習機資材などを支援している。
そうかと思えばサムスンは、ソウルと光州2か所に社会的企業(社団法人希望ネットワーク)を設立し、60か所の勉強部屋で1800人の子どもたちを支援している。
高校生のためのヨルリンジャンハククムは、2004年から事業を実施している。学校成績ではなく学業に対する熱情と計画を基準に毎年3000人の高校生を選抜し、昨年まで合計3万4225人の学費を支援した。これとともに夢のため努力する高校生100人を選抜し、毎年自己開発活動金を支給するなど低所得家庭の高校生を励ましている。
ヨルリンジャンハククム出身のうち、サムスングループに入社した学生は合計68人。大学に進学した学生は「ハッピートゥギャザー奉仕団」を結成し、自身が受けた分を社会に返す活動をしている。