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『イカゲーム』主役たちの演技、米国俳優たちも認める


  • 『イカゲーム』主役たちの演技、米国俳優たちも認める

  • 全米映画俳優組合賞の男女主演賞受賞後にポーズを取っているイ・ジョンジェ氏とチョン・ホヨン氏(左)。[AFP=連合ニュース]



「ああ、なんと!とても感謝しています。これはとても大きなことです」。

去る27日(現地時間)米国ロサンゼルス(LA)郡サンタモニカのバーカーハンガーイベントホールで全米映画俳優組合(SAG)賞の男優主演賞として呼ばれ、舞台に上がった俳優イ・ジョンジェ氏の所感には少しの誇張もなかった。ドラマ『イカゲーム』の主演であるイ・ジョンジェ氏とチョン・ホヨン氏がこの日の授賞式で男女主演賞を席巻したのは本当に「大きなこと」だった。

米国の俳優たちが同僚俳優の演技力を認める賞として権威を続けてきた全米映画俳優組合で、イ・ジョンジェは『サクセッション』に出演したジェロミー・ストロン氏とキーラン・カルキン氏そしてブライアン・コックス氏、『ザ・モーニング・ショー』のビリー・クルダブ氏と競争し、チョン・ホヨンは『ザ・モーニングショー』のジェニファー・アニストン氏とリース・ウィザースプーン氏、『侍女の物語』のエリザベス・モス氏、『サクセッション』のサラ・スヌーク氏を抜いてトロフィーを握った。

イ・ジョンジェはあらかじめ用意した受賞の感想文を取り出して読もうとしたが「全部読めない」と、身だしなみを整えて「とても感謝している」と言って興奮を隠せなかった。

直後に女優主演賞受賞者と呼ばれたチョン・ホヨンは、驚きと感激の涙を流しながらステージに立って「ここにいる多くの俳優をテレビやスクリーンで観客としてたくさん見て、みなさんを見て俳優になりたいという夢を見た」とし、「いまこの席にあるということ自体が心から栄光であり、本当に感謝する」と感想を続けた。

イ・ジョンジェとチョン・ホヨンに、『イカゲーム』で与えられた役割は挑戦だった。イ・ジョンジェはカリスマを持ったこれまでのイメージを脱いで、酒とギャンブルに陥って生きる「ソン・ギフン」を現実感たっぷり表現した。主に海外を舞台に10年あまり、名品ブランド広告とファッションショーで活動していたチョン・ホヨンは、初俳優デビュー作で脱北者「カン・セビョク」に扮して強烈な印象を残した。

この日『イカゲーム』は4部門の候補に上がって、主演賞2つとテレビドラマ「スタント・アンサンブル賞」など3部門で受賞する栄誉を抱いた。ドラマに出演した俳優全体に最高の演技力を賛辞する意味を込めた「テレビドラマシリーズアンサンブル賞」の候補にも上がったが、トロフィーは競争作『サクセッション』に帰した。

『スラムドッグ$ミリオネア』『寄生虫』『ミナリ』などの非英語圏作品が映画部門で受賞した事例はあるが、非英語圏のドラマ作品による全米映画俳優組合賞の受賞は今回が初めてだ。『イカゲーム』は2020年の『寄生虫』(アンサンブル賞)と2021年の俳優ユン・ヨジョン(女優助演賞)に続き、3年連続で韓国作品の全米映画俳優組合賞受賞という記録も立てた。

これに先立って『イカゲーム』は昨年、アメリカ大衆文化授賞式「ピープルズ・チョイス・アワード」と独立映画授賞式「ゴッサム・インディペンデント映画賞」の受賞作品に選定され、俳優のオ・ヨンス氏がゴールデングローブ賞テレビ部門の男優助演賞を受賞したことで、全米映画俳優組合賞の受賞につながるだろうという予想が優勢だった。

『イカゲーム』は13日に行われる「クリティクス・チョイス(放送映画批評家協会賞)」でもドラマ部門作品賞と最優秀外国語シリーズ賞、男優主演賞など3部門の候補に上がっている。米国放送・映画批評家が選定するという点で、SAGに次ぐ影響力を持った授賞式だ。 全米映画俳優組合賞が「あらかじめ見るエミー賞」と呼ばれているだけに、『イカゲーム』が今年9月に予定されたエミー賞で主要候補に上がるかも関心事だ。
  • 毎日経済 | パク・テウィ記者
  • 入力 2022-02-28 19:16:19