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韓国で熱い人気を誇る「看書痴列伝」、その理由は?

ウェブドラマ「看書痴列伝」 

  • 韓国で熱い人気を誇る「看書痴列伝」、その理由は?
モバイル及びウェブプラットホームを活用し精通した視聴者たちのためのカスタム型ドラマの人気が普通ではない。TVドラマくらいにコクのある緊張感を見せるウェブドラマ『看書痴列伝』の関心が爆発している。『看書痴列伝』(脚本イ・ミニョン、演出パク・ジンソク、制作timoエンターテイメント)は 許筠(ホ・ギュン)が書いたとだけ伝えられている諺文(訓民正音=ハングル)小説『洪吉童(ホン・ギルドン)伝』を探し出す過程を緊迫して描き出しすミステリー追跡劇として地上波コンテンツ最初のウェブドラマとして制作された。

去る13日、ポータルサイトを通じて公開された『看書痴列伝』のウェブバージョンは序盤から強い突風を起こしてきた。1話分は一日だけで6万回の再生を突破する記録を立て、好評と共に関心が集まりながら公開1週間にして累積100万回再生(20日基準)を突破する記録を打ち立てた。

  • 韓国で熱い人気を誇る「看書痴列伝」、その理由は?
このような人気を瞬時に集められたのは『看書痴列伝』だけの新鮮で興味深いストーリーと独特なキャラクターたちの饗宴、信頼できる楽しさまで加わった結果だ。『看書痴列伝』は消えた洪吉童伝を追跡する展開が推理、アクション、活劇などのジャンルを作り上げて面白みを加えた。

個性満点のキャラクターたちの饗宴も興味を誘う要素のひとつだ。本の匂いを嗅ぐことすら好きな本オドク(※単語帳参照)チャン・スハン(ハン・ジュワン扮)のキャラクターから本を一度読んだら余白の落書きまで全て覚えるキャラクター、たった一冊だけの本であれば殺人も辞さないキャラクター等、独特なキャラクターと新鮮な物語が結合して見る人たちの想像力を豊かにする。

パク・ジンソクPDは『看書痴列伝』の強点として早いテンポとビジュアルを挙げている。彼は「『看書痴列伝』は視聴者たちの視線を掴むことが出来る要素が多い。主人公が多様な局面を迎える。だからウェブドラマという形式があっており、70分という時間の中で物語を典型させねばならないためテンポが速い。速い呼吸で行かねばならないウェブドラマと良く合うと考える」と明かした。

何よりも全7回に渡り毎日深夜に公開されたウェブドラマバージョンは視聴者たちに幸福な1週間を送った。短くて5分、長ければ10分前後で見せる『看書痴列伝』はウェブドラマだけが持つことができる短いが強烈なストーリーが特徴であり、短い時間でも起承転結が全て収まっていてさらに興味津々に感じることができる。特に最後の15分、クライマックスを本放送を通じて視聴できるようにしておきながら、ウェブドラマバージョンとして1次の面白みを、『看書痴列伝』を見た視聴者たちに信じ待つことができる期待感を形成させた。

『看書痴列伝』のある関係者は「消えた洪吉童伝という素材も奇抜で、アイドルもおらず俳優たちに対する評も良い方だ。またシナリオ自体もしっかりとしており多様なキャラクターまでいてそれ自体だけでも興味をそそる要素となったのではないかと思う。『看書痴列伝』統合編とウェブバージョン自体も違う。ウェブバージョンにも起承転結を全て与えなくてはいけないため、ネチズンたちの趣向に合った音楽まですべて変えて編集した」と明かした。



※『韓国Q&A』にある「看書痴(カンソチ)とはどのような意味ですか?」も参照ください。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-22 10:17:40




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