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KGC2014、ゲームローカライズのノウハウ大公開…中日露を網羅

「KGC2014」公式ホームページ(www.kgconf.com) 

  • KGC2014、ゲームローカライズのノウハウ大公開…中日露を網羅
韓国ゲーム開発者協会は来る5日から7日まで、ソウル・三成洞のCOEXで開かれる「2014 韓国国際ゲームカンファレンス(KGC2014)」にて、中国、ベトナム、ロシア、日本など、各国の主要なパブリッシャーが講演者として登壇し、ローカライズの戦略を公開すると30日に明らかにした。

今回の講演では、単純な現地市場の紹介を越えて、各地域のパブリッシャーとユーザーが望むゲーム文化、グラフィックスタイル、ゲーム企画など、現地で成功するための必須条件が全て網羅される予定だ。特に最近グローバル市場に進出するにあたり、ゲーム性だけでなく「文化のローカライズ」、「ユーザーの好みの把握」が重要な成功要素として浮上しているなかで、世界各国のゲームサービスを進行している実務担当者たちの具体的な市場情報は、海外進出を準備している開発者及び会社には有用であると協会側は予想した。

まず、中国内の韓流熱風を主導した韓国オンラインゲームの成功ノウハウと中国市場に対する理解度を高めることのできる講演が用意された。

MMORPG『熱血江湖』を成功的にサービスしたことに続き、『熱血江湖 2』のサービス契約を締結した「17game」の代表、Jingqing Sunが中国のゲーム市場の現況を説明した。Jingqing Sunは30個以上のMMORPGを公開してきたノウハウを土台に、中国と韓国のMMORPGの経済力を分析して中国オンラインゲーム市場で成功する戦略を発表する。

「世紀天成」(www.tiancity.com)のCelina Jiangは中国進出に失敗した事例を通じて、コンテンツのローカライズとパートナー企業の重要性を力説して開発会社に似合ったパートナー選択方法を説明する。Celina Jiangは「世紀天成」でのB2Bマーケティング業務と多様なモバイルゲームのパブリッシュの経験を基に、ゲームのチャネリング、マーケティングプロモーション、ゲーム内の運営、ビリング方式などに精通しており、市場に対する深い理解度を持ったモバイルゲームサービス専門家だ。

また、中国「Qihoo 360」で韓国事業を総括しているイ・ジョンスク本部長が中国モバイル市場の現況を伝達し、中国進出を準備する韓国業者が直面する問題を共有して解決方法を模索する時間を持つ。

モバイル機器の普及が活性化されながら、高い市場潜在力で注目を浴びている新興市場「ベトナム」と「ロシア」進出のためのノウハウも公開される。

ベトナムの先頭パブリッシャーでありながら千万のユーザーを保有しているOTTアプリケーションZaloの開発会社でありVNGコープレーションのChris Liuモバイルパート副社長はベトナムでパブリッシングを進行するための諸般事項を共有して韓国の開発会社のベトナム進出を励ます予定だ。

また、『ArcheAge』や『TERA』などをサービスするMail.Ru GroupのMikhail Riazanovモバイルパート総括は「ロシア」攻略方法を公開する。ロシアモバイルゲーム市場の規模と収益率を公開してロシアユーザーの特徴と共に「ロシアにカスタマイズされたゲーム」のためのガイドを提供する。

このほかに、日本のパブリッシャーであるCOSENのTsubasa Nishigai代表は日本のローカライズに成功するために手加減してはいけない「ライフスタイルに合わせた運営方法」を強調する計画だ。

協会は「KGC2014」の事前受付を11月3日に延長した。事前受付は「KGC2014」公式ホームページ(www.kgconf.com)を通じて申請が可能であり、該当の期間の間登録した個人または団体は50%以上割引された価格でKGCへの参加登録が可能だ。また、団体(5人以上)および学生(中高大学生)を対象に追加割引も提供する。
  • 毎経ゲームジン_イム・ヨンテク記者
  • 入力 2014-10-31 10:44:40




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