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[光陽・チンサン(津上)駅] 本業よりも副業…ヨングン駅はカフェとウサギ肝パンと散歩道

[Tour holic] 光陽 逆転 無人駅 ②/② 

  • [光陽・チンサン(津上)駅] 本業よりも副業…ヨングン駅はカフェとウサギ肝パンと散歩道
最近、無人駅の逆転トレンドはカフェだ。そういえば絶妙。ロマンの代名詞的な駅。そこに思い出が湧くコーヒーの香り。慶北線ヨングン(竜宮)駅。あいた口がふさがらない。ヨングン駅に向かって左側をぜんぶ占めている「すっぽん」。右はまるごと「ウサギ肝パン」という看板が目立つ。駅舎の前に如意宝珠を持って立つ竜王の像。ああ、ようやくわかった。ウサギと亀。ヨングン(竜宮)という駅の名前。「亀主簿伝」がモチーフだ。

内部はモダンだ。原木に包まれ、暖かい感じ。最も気になるのはでっかく書いてある「ウサギ肝パン」。本物のウサギの肝?想像してはみるものの違う。純国産小麦粉、純国産小豆で作ったパンだ。竜王の切実な心情でひと口。

ヨングン駅がさらに気に入るのは、周辺の遊歩道のせいだ。こざっぱりと描かれた壁画。もちろん水の中の竜宮国がテーマだが、あ、片一方の絵はすっぽんに乗っているウサギだ。その横に書かれた胸躍るフレーズ。 「パン屋へ行く道」。ウサギの指さす方へ沿って行けば、やはりヨングン駅が出てくる。 「ウサギ肝パン」ではなく、ここまで来てぜひ味わうべき食べ物は「竜宮スンデ」だ。美食家のあいだでクチコミに乗り、20分あまり待つのは基本。ニラ・ネギ・もち米・漢方薬などの十の材料にマクチャン(豚ギアラ)を入れて直接手で作ったので、まさにその味。

近隣の観光スポットも見逃せない。世界的にも類例のない、税金を払う木「ファンモククン(黄木根)」。このファンモククンは現在、1万2232平方メートルの土地を所有している。ファンモククンの水田で住民は農作業を行うが、まい年その収益金からクムウォン里の学生に30万ウォンずつの奨学金が出てくるという。

カフェの駅舎としてまた有名なところは、忠清北道の提川(チェチョン)・鳳陽邑(ポンヤンウプ)の公田(コンヂョン)駅だ。

4年余りのあいだ放置されてきたが、2012年に木工芸家に出会いって「ウッドトレイン(Wood train)」と呼ばれる文化空間に変貌したところ。ウッドトレインは過去の鉄道駅を最大限に活かし、待合室の席はカフェや工芸を体験できる空間として飾られている。

▶ 公田駅を楽しむTip:公田駅ウッドトレインまで行けば、必ず試してほしい体験プログラムは「チャヤンヨンダン(紫陽影堂)」ツアー。駅から鳳陽邑所在地方向に2キロも行けば、朝鮮後期の省齋 柳重敎(ユ・ヂョンギュ)先生が後学を教え、柳麟錫(ユ・インソク)将軍が八道(朝鮮全土)に回状をまわして600あまりの儒林から義兵を起こした紫陽影堂がある。映画「ペパーミント・キャンディー」の撮影地もここ公田駅と三灘驛(サムタン)駅の間にあるのでぜひ一度お出かけあれ。

< コレイルが選定した逆転無人駅バケットリスト >
1. 慶全線 津上駅 : 食堂(焼き肉屋、精肉店)
2. 慶全線 南平駅 : 陶磁器、骨とう品の展示スペース「ティーワールドギャラリー」
3. 慶北線 龍宮駅 : カフェ「JARA」、パン屋のウサギ肝パン
4. 忠北線 公田駅 : 木工芸ギャラリー「ウッドトレイン」
5. 中央線 陸内駅 : 思い出の写真館
6. 大邱線 半夜月駅 : 地域住民の図書館
7. 長項線 臨陂駅 : 文化・芸術空間
8. 東海南部線 松亭駅 : 文化展示ギャラリー

< 終わり >
  • 毎日経済_シン・イクス 旅行・レジャー専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-07 15:46:14