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「リソム安眠島」「パラダイス道高」など、歴代大統領ゆかりの温泉を紹介

ことし一年、溜まった疲労をすべて流して 

  • 「リソム安眠島」「パラダイス道高」など、歴代大統領ゆかりの温泉を紹介
今週も「敬語」で「ツアーホリック」の扉を開きます。なぜ敬語なのかというと、2週連続でテーマが特別だからです。きっとビックリされることでしょう。先週の「大統領のスキー場」に続いて、「大統領の温泉」。だから「タメ口」はいけません。

ちょうど、寒くなりました。温泉めぐり、後悔のないコースです。一国の首長の彼らがどんな温泉を訪れて、またどのように楽しんだのでしょうか。しっ…、静かについてきてください…。セキュリティ必須ですからね。

盧武鉉・金大中の温泉「安眠島リソムオーシャンキャッスル」

「海、願い、波、砂、夕焼け…」。なんと、通りの名前が素晴らしい。「200里シルクロード」と呼ばれる「泰安海岸道(テアンヘアンド)」。記者が立っている場所は、夢山浦(モンサンポ)を過ぎトゥルニ港に至るまでの第5コース、「夕焼けの道」の前だ。母性を抱いた褶曲地形を一目で見渡せるトゥヨ展望台?3大日没名所というハルミ・ハルアビ岩?いや、違う。記者のポイントは風景ではない。「大統領の温泉」だ。夕焼けの道の端、コッチ海岸に隣接したリソム安眠島(アンミョンド)。そう、ここだ。

生前の盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領と金大中元大統領の、秘密の「オングン(温宮)」と相違なかったところ。水が良いこととして噂になったここ「アクアワールド」は、大韓民国では珍しい海水温泉だ。さらに「硫黄」までが黄金比で混じった硫黄海水だ。二人が楽しんだと知られているのは屋外スパ。湯気がゆらゆらと出ている硫黄海水にぽかぽかと身を浸して、コッチ海岸を一目で抱いただろう。お二方が亡くなった後、権良淑夫人と李姫鎬夫人はまだここを家族と一緒によく訪ねる。美しい思夫曲(夫を思う詩)だ。

一般的な温泉巡りの客は「大統領の気」を受けようとここに集まる。室内のスパセラピー「パラディウム」には、プライベートジャグジーがあるので、水入らずの時間をおまけで味わうことができる。最近「ヒーリングキャンプ」撮影地として口コミに乗っているところは、リソムオーシャンキャッスルの「松林・風の下広場」だ。旬の大エビ焼きは最高なので、是非一度味わうこと。

実は、安眠島リソムオーシャンキャッスルとペアで楽しむべき温泉が礼山(イェサン)リソムスパキャッスルだ。人体経絡にしたがって、29種類の水圧治療を受けられるのが魅力だ。テーマ型の露天スパだけでも20以上の、マンモス級の規模も圧巻だ。

最も風変わりなところはまるごと借りる「キャンドルスパ」。名前のようにキャンドルを100本あまり湯の周辺にめぐらしてある。まるごと借りる時間は、午前10時から午後6時まで。まるごと借りる費用は1時間に5万ウォン(2人)。もちろん三人・四人で楽しんでもよい。1人追加するごとに2万ウォンずつだ。

■ 周辺の特別なグルメ
リソムスパキャッスル(www.resom.co.kr/spa)が今年の冬に新しくオープンする空間は「キャニマルそり場」。リゾート内には西海の新鮮な刺身をすぐに味わえる「パッケ」が味の名所として有名だ。素焼きをあらかじめしてくれるトクサンコドクカルビもイチオシ。バンポ港までいくと刺身屋を好きに選ぶことができる。

朴正煕大統領のパラダイス「道高」

温泉の話には道高(トゴ)が欠かせない。東洋4大硫黄温泉に数えられる忠清南道圏の温泉のメッカ「道高」。朴槿恵大統領には父の朴正煕元大統領の思い出が染み込んでいる、意味のある場所でもある。

朴正煕大統領の代表的温宮ポイントは「パラダイス・ドゴ・ウォーターパーク」。2009年、パラダイスグループが買収する前に道高ホテルがあったところだ。道高温泉がオープンしたのは1971年にさかのぼる。最初にシャベルを突き立てたときから愛着を見せた朴正煕元大統領は、暇さえあればここを訪れたことで知られている。彼の「ネジャンジョン(王が泊まったベッドルーム)」は312号。「10・26事態」が起こる前日、牙山湾の防潮堤の起工式に出席するために泊まったところも、ほかでもない312号だ。幼い朴槿恵大統領が父親と一緒にここに同行する時は「コネクティング方式」でつながった隣の部屋311号を愛用したと伝えられている。

興味深いのはその後。道高ホテルが改装で歴史の中に埋もれるまで「大統領の気」を受けるために多くの企業の最高経営者(CEO)や有名人がこの部屋を訪ねたそうだ。

全斗煥元大統領も当選前に312号を訪れて、その部屋だけにあった「温湯(王の風呂)」、檜風呂で体をほぐしてその気をたっぷり受けたと伝えられる。

パラダイススパ道高に変身した今、その痕跡はない。ただし似たような形でテーマ湯として残っている。パラダイス道高で最も人気のあるテーマ湯の「檜風呂」だ。やはり気を受けようと、一般人が集まるスパ道高の「気の名湯」だ。

実際、道高の強みは湯だ。硫黄が混ざっている。一般的に、水1リットルに硫黄0.1ミリグラムが含まれると、硫黄温泉に分類される。道高温泉は硫黄が1リットルあたり0.28ミリグラムも混じっている。効能も2倍だ。パラダイス道高だけの特別なルールも興味深い。男女の室内温泉を毎日変えることだ。陰陽の調和のためだそうだ。大統領の気も受けて陰陽まで調和を成したというのだから、見ることはない。すぐに駆けつけるべし。

■周辺の特別なグルメ
無条件、牙山市仁州面(インヂュミョン)の文方里(ムンバンリ)に行くこと。伽耶山近くの内浦地方で一番の「ウナギ焼き村」だ。「元祖ウナギ焼き」と「昔のトルチプ」が二大山脈。

こちらも「大統領温泉」

1. ファーストレディのスパ「堤川リソムフォレスト」

権良淑夫人などがよく行った令夫人のエコリゾート。朴達ジェ(パクタルジェ)最高の気の名所に置かれた大韓民国名品エコリゾートが堤川リソムフォレストだ。ここのスパ名物は「ヘブンナインスパ」。ヒーリングに必要な9つをすべて揃えたというので直接行ってみること。(www.resomforest.com)

2. 「王の温泉」水安堡(スアンポ)

へ理屈の必要のないところ。一か月そのままおいても腐らないという「水」がハイライトだ。太祖李成桂、粛宗をはじめ、李承晩、朴正煕、崔圭夏元大統領が次々と訪れたのも、老化を抑制するというこの「活人水」のため。水安堡一帯には20か所の王の湯がある。
  • 毎日経済 シン・イクス旅行・レジャー専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-05 15:34:15