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コンテナの変身は無罪、コンテナハウスの名所5選


「コンテナボックスで一晩いかがですか?」

耳がぴくりと反応した。反転旅行アイテムに喉が渇いていた記者には、それこそ一筋の光だった。楊平ハンファリゾートへと駆けつけた。グランピングビレッジをいっぱいに埋めている色とりどりのフルカラーコンテナ。一体あれは何だろうか。

1. ラグジュアリートラベルの進化「キューブグランピング」

赤、青、黄色。可愛らしいコンテナボックス。近くまで行ってみた。横7.5メートル、幅3.5メートル、高さ2.8メートル。正確だ。コンテナボックスだ。片隅に作られたドア。ドアノブを引いた。なんと。ボックスの中は、まさに新世界だった。きれいに整えられたダブルベッド。さらに片側は全面ガラス窓だ。ぱっと広がる楊平山野、一目で見渡せる。大型フラットスクリーンTVに加え、お湯がたっぷりと出るシャワーもある。そして、上がってくる暖かい気温。暖房だ。素晴らしい。

「ヒーリングキャンプ」のロケ地として話題の楊平ハンファグランピングビレッジにもう一つ登場した宿泊「怪物」、キューブだ。立方体。つまり、四角いコンテナボックスから取った名前だ。元の名前はキュービルハウス。このコンテナは一つで3000万ウォンを超える。超簡単リムーバブルハウスなわけだ。形だけ家なのではない。まず、窓枠。隙間風なんて容赦しない、システム窓だ。一枚ガラスの窓、周辺がむしろ温かい感じだ。さらに、高級キッチンで見かけるようなインダクションレンジ。ひょっとしたら起こるかもしれない火災の危険性を減らすための配慮だ。全自動温度調節システムも気に入っている。最も魅力的なのは、キューブが置かれた場所だ。テラスまで作られたウッドデッキの上だ。ウッドデッキテラスでは欠かすことのできないロマンチックなバーベキューをして食べれば終わり。グランピングビレッジには色とりどりのキューブボックスが22個置かれている。ラグジュアリーキャンプ「グランピング」にキューブの発音である「Q」を取って「グランピングQ」という。

ここまで来れば、ただ去ることもできない。弾丸取材をして日帰りですぐに会社に戻ろうとしていた計画は全面修正だ。1泊着手だ。慌てて広報に連絡を取った後、1泊する。バーベキューの食材も素晴らしい。近隣で今手に入れてきた、やわらかい韓牛。晩秋の楊平の絶景を背景にして、一口。ああ、一体どんな味なのか。申し訳ないが、秘密だ。気になるなら直接に来てみること。

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  • < ハンファリゾート楊平「グランピングQ」/ 写真提供=[ハンファリゾート] >



ハンファリゾート楊平「グランピングQ」を楽しむTip

予約はインターネット「グランピングQ(glampingq.com)」で可能だ。平日(日~木曜日)は、30%割引された10万5000ウォン、週末(金~土曜日)は18万ウォンだ。キューブ1室に4人まで。バーベキューの火鉢、食材の注文は別途しなければならない。

2. 日の出と日没の名所「オーシャンスコープ」

「コンテナボックスで一晩」にぴったりなコンテナボックス巡り、ここだ。仁川にある隠された日没の名所である仁川大橋展望台オーシャンスコープ(Ocean-Scope)だ。息が詰まるような、くらっとする絶景を誇る展望台、驚くべきことにコンテナボックスがある。電車で行くほうが速い。松内駅から富平仁川地下鉄1号線に乗り換えた後、セントラルパーク駅で降りる。次に、2番出口から出て来ること。500m直進した後、右側330m地点にある。この展望台を見た瞬間、「あ」という感嘆が自然に出てくる。仁川の空に向かってバラバラに置かれているようなコンテナボックスが5個。しかし、その角度が妙な調和を成す。コンテナ5個のうち3個は、仁川大橋の方に向かって斜めに置かれている。残りの2つは松島国際都市を一望できる方向に置かれている。

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  • < 世界初のコンテナ展望台、仁川「オーシャンスコープ」 / 写真提供=[仁川都市公社] >



そういえば浜に置かれたコンテナ展望台は、全世界で初。名前も「オーシャンスコープ」だ。

何よりも好みなのは、遮るもののない構造だ。閉鎖型と呼ばれるコンテナ本来の息苦しさをなくし、オープン型の階段を敷いて海風がそのまま中まで襲い掛かる。ここの名物は、水平方向に伸びた長くまっすぐな窓。展望台を開かれた空間に作り上げるためにしっかりと一役買っている。どこか平凡ではないと思ったところ、世界的なデザイン公募展であるレッド・ドット・デザイン賞(Red dot design award)で建築・インテリア部門の最優秀賞を受賞した「作品」だそうだ。ところで、日が暮れるまで1時間も残っている、寒い。ストーブもない。しっかりと着込んで行こう。

「オーシャンスコープ」を楽しむTip

カーナビの住所は「仁川市延寿区松島洞30-9」夏には、松島未来の道「夜間ヒーリング探訪」コースがある。2時間ほどかかるウォーキングツアーコースの長さは合計4.5㎞。セントラルパーク駅→コンパックスマートシティ→トライボール→仁川大橋展望台(オーシャンスコープ)→キャナルワーク→松島セントラル公園指圧道とイーストボートハウス(カヌー・水上自転車乗り場)を経る。

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  • < コンテナ文化空間「クンストハレ」(左) / コンテナ愛犬テーマパーク (右) >



3. コンテナ図書館

コンテナボックスがそのまま図書館だ。場所は落星垈公園の中心部だ。公共美術作家ペ・ヨンファンさんの作品。横12メートル、縦3メートル、幅2.6メートルの一般的なコンテナ二つで作った。エッセイ、旅行の本などの書籍3000冊が置かれている。別の間は、10席規模の閲覧室として使われている。

4. コンテナ文化空間「クンストハレ」

論峴洞の真ん中。コンテナボックス28個で作られた文化空間が「クンストハレ」だ。

スペースには4つのテーマがある。△公演場と展示場 △インディーズ作家たちが入居するスタジオ △美術品販売コーナー △ドイツ式のレストランやバーなどだ。毎月第1土曜日の午後8時から夜12時までは夜間フリーマーケットが開かれる。
www.kunsthalle.com

5. コンテナ愛犬テーマパーク

嶺東高速道路の德坪サービスエリアの名物がコンテナ愛犬テーマパーク「走れココ」だ。愛犬をテーマにした「テーマパーク」ということも驚くべきことだが、コンテナボックス52個を付け積み上げた環境に優しいテーマゾーンとして構成したのが特徴だ。
www.dpecoland.com
  • シン・イクス(旅行・レザー専門記者)
  • 入力 2014-12-11 00:00:00




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