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ウェブドラマ「後遺症」惨めで笑える不完全な英雄の話


  • ウェブドラマ「後遺症」惨めで笑える不完全な英雄の話
映画の中に登場するような旧時代的英雄ストーリーが、ウェブドラマで潤いをもって再現された。

ウェブトゥーン原作のウェブドラマ「後遺症」は、未熟な英雄、青少年アン・テウンの日常を追っていき、一日にも数えきれないほど多い決定の瞬間にぶち当たる10代の乱れた状況をリアルに描いた。

主人公は、屋上から落ち数日後に目覚めた後、数秒後繰り広げられる他人の未来を見る能力を持つようになる。しかし、彼は惜しくも日常で自分の事も手に負えない平凡な10代であるだけだ。

最初はまるで自分がゲームの主人公になったかのように興味津々に状況を楽しんだが、すぐにこの英雄遊びが自分の意志で回らないことに気付くようになる。

映画の中のスーパーマンは英雄完全体だった。レギンスにパンツをはいたこっけいな姿に女性にきちんと告白できないダメ男だったが、それは単にドラマ的仕掛けであっただけで英雄として彼の行動はよどみなかった。

しかし、バットマンから英雄が完全体でない不完全体にカミングアウトした。バットマンは幼い時、殺害された父母を胸に埋めたまま自分を子どもの頃の記憶の中に囲い込み、世の中と心理的に隔離された人生を生きる。

それでなのか、彼の英雄的行動はともすれば何もできなかった自分の過去に対する恨み晴らし程度に感じられる。

スパイダーマンでは英雄不完全体はさらにつまらなくなる。スパイダーマンは私たちに慣れ親しんだ英雄の典型化された姿を完全に除去した。バットマンは最小限物資的、肉体的には完璧だったが、スパイダーマンは父母を泣かせる息苦しい隣家の息子の姿をしている。

「後遺症」もやはり英雄になりたいが、英雄になるには現実があまりにも手に負えない10代を主人公に設定した。

英雄になり10代にはもっともらしい共感のコードが、つまらなかった、しかし純粋だった10代を思い出したい既成世代には思い出のコードが10分余りの短い時間を満たす。
  • MKファッション_ハン・スギン記者/写真_ウェブドラマ「後遺症」キャプチャ
  • 入力 2014-01-14 18:24:28