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カルチャー > 韓国探訪 > 私が奢るお昼ご飯 (1/4)
「会社の近くに行くね」気の置けない知人と一緒に行くレストランを選ぶのは簡単そうだが、意外と難しい。
あまりにも素晴らしい雰囲気までは必要なくても、積もった話もしなければならないので適度に雰囲気もあればよく、価格負担がないうえに美味しいことは基本でなければならないから。味も、適度な雰囲気も、価格も諦めきれない会社員達の昼食レストランをご紹介する。
「ソレトン」まるごと出てくるニンニクと肉
ニンニクマニアのせいか、肉屋でニンニクがまるごと出てくれば、ひとまず60点だ。
野菜・山菜ナムル・キムチ・おかず・・・、もっとほしいと言えばいつでも心良く持ってきてくれる、そんな店だとさらに良い。大法院・図書館・大型病院をはじめ、路地のすき間すき間のヴィラからどっと出てくる会社員達がひそかに多いソレマウルに気楽な昼食食堂ができた。丸ごとでてくるニンニク・肉・炭火がコンセプトのこの場所は、「瑞草区で一番美味しい肉屋」という野心に満ちた抱負を抱き、少し前にオープンした「ソレトン」だ。
価格も安くて雰囲気・サービスも良く、近くの会社員達の行きつけの店として登極する日が遠くないようだ。
オープンして以来、何度か座席がなくて足を引き返したことがあるが、おそらく6000ウォンから始まる安い昼食特別メニューのおかげではないかと考えてみる。ひとまずたっぷりある。見ただけでもお腹がいっぱいになるほどたっぷりサービングされる昼食メニューは、キムチチムとスンドゥブヘムルチゲ・ビビンパなどがある。どうやら昼食時は肉よりランチメニューを食べる人々がほとんどだ。まるごと提供される分厚い肉は皿単位で販売されるが、部位別にまんべんなく味わえるトンモドゥム(丸ごと盛り合わせ)を推薦する。すっきりしたインテリアとたっぷりな人心・親切なサービス・肉に包んで食べるようにと出てくる山菜ナムルなどが好感を加える。
こんな店は長く続いてほしい。いつ行っても今のように、変わらずに全てのものがそのまま維持されればという願いがある。
位置:ソウル瑞草区盤浦洞105-1
問い合わせ:02-535-3789
営業時間:11:00~06:00
- Citylife_写真/チョ・ウンヨン旅行コラムリスト
- 入力 2014-01-22 10:52:23