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[芸術と踊りを踊る ①] BMWコリア、再度聞くシルクロードの話


  • [芸術と踊りを踊る ①] BMWコリア、再度聞くシルクロードの話
△写真=BMWの江南展示場3階に位置した文化ギャラリースペースKで、イ・チャンウクキュレーター(一番右側)が来店した顧客にインドネシア現代美術に対し、説明している。[イ・スンファン記者]

#BMWコリアのソウル江南展示場3階

東南アジア風の絵画と異色的な彫刻展示物の前で7~8人の顧客が熱心に作品を鑑賞している。展示会を総括中のイ・チャンウクキュレーター(38)の説明が続く。

「1万3000個の島でできたインドネシアは、開放的でありながらも地域別に独創的な文化をもっています。今回の展示は、私たちのアイデンティティ概念がどれだけ流動的なのかを見せてくれ、またアイデンティティが決して絶対的な信念価値になりえないという洞察を提示します」

ここはBMWコリアの江南展示場内部に位置した「スペースK」と呼ばれる文化ギャラリーだ。BMWが顧客と地域住民のために披露したメセナ専用空間として美術展示会、クラシック、ミュージカルなど多様な文化プログラムが交互に開催される。今回の展示会主題は「インドネシア、再度聞かせてくれるシルクロードの話」だ。「Lost and Found(消えたものと発見されたもの)」にテーマを設定したことは、過去と現代を繋ぐコンセプトを強調するためだ。

イ・チャンウクキュレーターは「インドネシアの現代美術は、中国とインドに続き世界美術界で大きな注目を受けている」とし「今回の展示会に作品を出した作家10人が、シルクロード時期と現代の宗教と美術、音楽を紹介することが主要概念」だと説明する。

展示会に作品を出したコッコクサンチョコ作家は、事物をぼかして表現する抽象的な方式が繋ぎ合わさった新しい現実主義世界を見せてくれる。野菜と果物など、日常生活の現実的な素材を作家の視覚で新しく再照明した。インドネシア農業を生まれさせたシルクロードという主題の中で、現実主義と抽象世界の間の境界を曖昧に行き来する秀作だという評価を受ける。

BMWは、ソウル江南展示場だけでなく、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)展示場を通じ、年間21回の展示会を開催する。自動車購入顧客だけでなく、隣接住民や会社員など、誰でも自由に展示会観覧が可能だ。

こうなると、BMWの展示場は単純に自動車を展示・販売する空間を超え、自動車会社の価値と哲学を感じる場所であり、複合文化芸術を提供する空間として変身する。

BMW大邱展示場2階に位置したスペースKギャラリーでは、抽象画家ジェヨラン(Je Yeo-ran)作家の「どこでも、どこでもない」という主題で個人展示会が進行中だ。来る2月5日まで進行される今回の展示会は、過去と未来の時空間的交点が生成されるところを眺めた作家の独特な世界観を込めている。乾かない絵の具の上に異なるイメージを幾重にも重ねることは、時間の堆積を象徴するというのが作家の説明だ。

BMWコリアのピョ・ソンヒョンマネージャーは「大邱展示場で多くな呼応を得て今回の展示会は、来る2月10日から一ヶ月半の間、果川(クァチョン)展示場でも開催する予定」だと話す。

BMW光州展示場に位置したスペースKは、1月中旬現在、ダブルロジック(Double Logic)展示会が来店顧客から高い呼応を得ている。2月28日まで進行される今回の展示会は、現代芸術の主要特徴のうちのひとつである多様性に注目するコンセプトで作品を展示した。理念やジャンル間の境界が無意味になった現代社会の主題意識と表現方法について「二重論理」を基盤に新しい芸術的実験に挑戦している6人の作家が今回の展示会に参与した。

<続く>
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-21 16:02:02