トップ > カルチャー > カルチャー > 「サウンドオブミュージック」の音楽そしてファッション

「サウンドオブミュージック」の音楽そしてファッション

1930年代オーストリアへ 

  • 「サウンドオブミュージック」の音楽そしてファッション
映画で慣れ親しんだ『サウンドオブミュージック』が2014年バージョンで再度つくられ、ソウルユニバーサルアートセンターで来月5日まで公演する。

第二次世界大戦中の1930年代、オーストリアを背景に、フォン・トラップ家紋の退役大佐ジョージ・フォン・トラップと7人の子どもたち、そして修道女マリア、9人の華やかな和音が調和した『サウンドオブミュージック』は、不安な時代的背景にもかかわらず、愛が溢れる家族の話を描き出した。

『ドレミの歌』『エーデルワイス』『さようなら・ごきげんよう』など、私たちに身近な音楽だけでなく、子どもたちのユニフォームルック、修道女マリアの純粋さが詰まったワンピース、一寸の乱れもない大佐の軍人精神が生きているファッションまで、そのどれひとつ見逃すのが惜しい場面が繰り広げられる。

オーストリアのザルツブルク、アルプス山脈にあるノンベルク修道院の清院修道女「マリア」は、家庭教師としてフォン・トラップ家に派遣を行くようになる。フォン・トラップ大佐の7人の子どもは母親を失い、厳格な父親のもとで心の扉を閉じて生きていく。マリアは音楽で子どもたちの心を治癒し、大佐の心までも溶かす。ふたりは愛の結実をみるが、第二次世界大戦の中で最後の公演を終えた彼らはアルプス山脈を越え、スイスへ亡命する。

軍人家系の厳格さが反映された子どもたちのユニフォームルックは、現在の模範生ファッションに代表されるトラディショナルルックを連想させ、作品の吸引力を高める。

2014年バージョンで再解釈された今回のサウンドオブミュージックで、子どもたちの服は一層愛らしく演出された。セーラー服ディティール、ホワイトとネイビーの配色で簡潔ながらも生気溢れる雰囲気を加えた。

とくに、女の子どもたちが着たミディアム丈のフレアスカートと、男の子どもたちのストレート5分丈パンツは、オーストリアの自然の中で育つ子どもたちの晴れ晴れしさを表現し、室内舞台にもかかわらずまるでオーストリアの自然に来ている錯覚を呼び起こす。

今回の作品では、ブロードウェイとオフブロードウェイで音楽監督として活動するジョセフ・ベーカー(Joseph Baker)が編曲し、ブロードウェイミュージカルで「マリア」として出演していたジニー・リーマン・フレンチ(Jeanne Lehman French)が歌と演技の完成度を高めた。

ソヒャン、パク・ギヨン、チェ・ユンジョン、イ・ピルモ、キム・ヒョンモク、パク・ワン、ヤン・ヒギョン、ウ・サンミン、キム・ビヌなど実力ある俳優たちが韓国出演陣として参与した。
  • MKファッション_ハン・スクイン記者/写真=劇団現代劇場提供
  • 入力 2014-01-24 19:25:58




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア