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ショパン国際コンクール優勝のチョ・ソンジン、ガラコンサート50分で完売


  • ショパン国際コンクール優勝のチョ・ソンジン、ガラコンサート50分で完売
韓国で次世代ピアノ皇帝が誕生した。ショパン国際コンクール「最初の韓国人優勝者」チョ・ソンジン(21)の力はすごかった。

公演企画会社「クレディア」によると来年2月2日、ソウル市の芸術の殿堂コンサートホールで開かれるピアニスト チョ・ソンジンの「ショパン国際コンクール優勝者ガラコンサート」は先月29日、前売りを始めてから50分後に2500席すべてを完売した。この日の前売りはクレディア有料会員を対象にまず行われたもので、30日午後から始まった一般前売りはキャンセルチケットだけを対象に可能になったわけだ。

韓国でクラシック公演がこのように、瞬く間に完売される事例は非常に稀だ。比肩するほどの事例では、ロシア出身ピアニストのエフゲニー・キーシンがある。 2009年、キーシンの来韓公演はチケットがオープンになってから5時間後に売り切れた。

このようなチケット売り切れの背景には、韓国人としてショパン国際コンクールで初めて優勝したチョ氏の爆発的な関心と認知度が一役買ったと思われる。チョ氏は先月18日、ポーランドのワルシャワで開かれた第17回ショパン国際コンクール決勝で、ピアノ協奏曲第1番を完璧に近く演奏して優勝をつかみ、クラシック界に「神聖」として浮上した。

特に今回のコンクールはインターネットで生中継され、これまでの愛好家だけでなく、クラシックをよく知らなかった層までをファン層に大挙吸収したと専門家らは分析した。音楽評論家のパク・チェソン氏は「オンラインの力が決定的だった」とし、「これまでのコンクールが閉鎖的であったなら、いまやみんなに開かれた形になって、チョ氏がさらに多く知られることができる」と述べた。あどけなくて「アイドルのような」外見のおかげで女性ファンが増えたことも特徴だと彼は付け加えた。

クレディアの関係者は、チョ・ソンジン コンサートチケットの前売りは有料会員を対象にまず行われるというニュースが知られた後、加入者数が200~300人急増したと耳打ちした。今回のコンサートでは、チョ氏とともにコンクール入賞者が演奏を披露する予定だ。ショパン国際コンクールとともに世界3大コンクールと呼ばれるチャイコフスキー国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクール受賞者ガラコンサートがあったこととは異なり、ショパン国際コンクールの受賞者が国内に集まるのは初めてだ。ワルシャワフィルハーモニー管弦楽団と2013年からオーケストラを率いているヤチェク・カスプシクが共演する。
  • 毎日経済_オ・シネ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-01 20:57:01




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