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大人のための春のピクニック名所10/都心でピクニックにひたる時間


まさにピクニックの季節だ。青々とした草の上に横たわり、無念無想の心で空を眺め、いつしか夕焼けを迎えるゆとりを堂々と満喫する時間だ。ただピクニックだけでは何か物足りない…と思うだろうか。風に吹かれてライディングを楽しんだり、散歩の途中で出会った美術館に向かっても良いだろう。遠く離れることなく、重い荷物が無くても可能な、都心のピクニックがあなたの春を変えてくれる。


童話的ピクニック「石村湖水公園」


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石村湖水(ソクチョンホス)は桜を楽しみたい名所に関するアンケート調査で、今年は堂々2位を記録したところだ。石村湖水の北側、蚕室原はもともと渡し場があったところで、漢江上流から流れてきた土が溜まって人工島ができた。ロッテワールドと隣接しているせいで、ほかの公園からは感じることのできない童話的風景が加わるところだ。ピクニックスポットでもあるが夜景も美しく、夜の遅い時間にゆっくりと散歩に乗り出すのも良いだろう。今月は石村湖水の西湖(ソホ)湖畔の風景が一目で見わたせる展望デッキが完成し、さらに物静かに景色を楽しむことができるようになった。

問い合わせ02-410-3397
TIP:石村湖水は松波通りをまん中にして東湖と西湖に分けられるが、東湖は早朝ジョギングコースとして、周辺の会社員たちの憩いの場や散策にも愛用されているところだ。


身近な王の家「徳寿宮」


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親近感いっぱいの雰囲気を感じることができる徳寿宮は、ピクニックにも良い場所だ。徳寿宮は景福宮や昌徳宮と比較すると規模が小さく、散歩するには適した方だ。街の喧騒を避けて春のほのかな暖かさの下で、リラックスした時間を過ごすには本当に良い場所だ。高宗皇帝がコーヒーを楽しんだ靜觀軒(チョングァンホン)から眺める松林の景色もすてきだ。高宗皇帝がお茶を楽しみ音楽を聴いていた場所で、東洋と西洋の建築様式が調和を成す素敵な空間だ。観覧客が内に入り椅子にも座って、皇帝の視線から徳寿宮の後庭を鑑賞できるように開放されている。そうかと思えば、徳寿宮の横の貞洞キルで「徳寿宮の石垣道芸術市場共同体(石芸共)」という名の市場が開かれる。色とりどりのアクセサリーや工芸品などに出会える石芸共は10月まで、毎月第二週の週末に開かれる。

問い合わせ02-771-9951、www.deoksugung.go.kr観覧時間9時~21時
TIP:故宮で出会うアートもまた格別だ。国立近代美術館徳寿宮館では大韓民国芸術院開院60年を迎え、「昨日と今日」展が開かれる。1954年の開院以来、わが国の美術の先駆的役割を果たした芸術院会員の作品を通じ、韓国現代美術を芸術院の歴史とともに対面できる。展示は2014年4月17日から7月27日まで開かれる。


遊園地の横の動物園「ソウル子供大公園」


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広い空間で遊園地も回り、久しぶりに動物園も行ってみたい人にふさわしいピクニックの場所だ。「エバーランド」や「果川ソウルランド」のような巨大な規模のテーマパークではないが、ソウル市民が子供たちと一緒に気軽に休憩を取ることに適した空間だ。2009年5月5日、「子供大公園」は再開場にともない、シロクマとアザラシの水中生活を観察できる生態水族館「海の動物館」、オウムの生態を直接見ることができる大型ケージ「子供動物村、インコの村」などを披露した。また、音楽の旋律に合わせて水流が上下左右に動く「音楽噴水」もあり、爽やかさを加える。公園の真ん中の緑地には客席8000席を備えた野外公演場「ヌンドン森の舞台」には、春が来るとソウル市立交響楽団の無料公演が繰り広げられれ、異色の楽しさをプレゼントする。古い八角堂には国産漫画のキャラクター展示館と子どもの交通安全体験館が位置している。

ソウル子供大公園の問い合わせ02-450-9311、www.sisul.or.kr/sub05観覧時間午前5時~22時


子供も大人も楽しい「ソウルの森」


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漢江に面しており、いくつかの方法でアクセスが可能だ。漢江の川辺に沿って続く遊歩道や自転車道を使って行くことができており、清渓川ともつながっている。ソウルの森広場・トゥクソム文化芸術公園・自然体験学習場・トゥクソム生態の森など、各地区ごとの特性で分かれている。散策していて偶然に会うことになるヘラジカと鹿は、子供たちに人気だ。いくつかの体験プログラムを運営しているが、土曜日の午前中に開催される「週末家族生態外出」は、家族全員が一緒に楽しむことができて参加している人も多い。

Flea Market「トゥクソム遊園地フリーマーケット」

春から秋まで、毎週土曜日はソウルの森と隣接しているトゥクソム遊園地でフリーマーケットが開かれる。「アルムダウン財団」が主催するマーケットで、インターネットあるいは現場受付を通じて「チャンドルベンイ」に登録すると、誰でも自宅で使用していないものを持って来て販売できる。使わない物一つが入場料を代わりをする。販売後の収益金から一部を寄付するが、このようにして集まった寄付金は、毎回決まった分かち合いのテーマに使用する。特に子供たちが直接自分たちの物を持ってきて販売している子供の市場が人気だ。

問い合わせ02-460-2905、parks.seoul.go.kr/seoulforest


地域住民から愛される「栗洞公園」


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湖と芝生・野山など、ほんらいの自然を最大限に活かした景色が美しい。四季折々の多彩で鮮やかな花を咲かせる四季の花の丘と、ごつごつした石に体重を預け、足の指圧効果を出す足指圧場、そして芝生広場がよく整っていて、地域住民からたっぷりと愛されている。

自転車道と100メートルの高さの大型噴水も栗洞公園の自慢だ。湖の周りには、2.5キロの遊歩道や自転車専用道路が造成されている。噴水の水の流れは最高103メートルまで吹き上がるのが見ものだ。地下鉄盆唐線ソヒョン駅からバスで15分の距離にあり、近くには中央公園、土地博物館などがある。問い合わせ031-702-8713利用時間9時~18時


静かな遊歩道を抱いた「三清公園」


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北岳山の東南側の深い谷にある、静かな公園だ。三清(サムチョン)公園はソウル市内の中心部にある公園で、交通が便利なうえ、周辺に画廊街や味の老舗が多く、市民の散歩コースとして脚光を浴びている。静かな遊歩道に周囲の景色が良く、多くの人々が行き来する三清公園には高麗の忠臣・鄭夢周とその母親の時調碑があり、公園の真ん中にはヤクスト(湧き水)がある。公園の周りは数百年の樹齢を持つ松がうっそうとしていたところだ。松林の上には山桜が、下にはチンダルレとチョウセンヤマツツジがたくさん茂り、春には華やかな花園をなす。

三清公園の入り口から100メートルほど歩くと、鍾路区の13番めの小さな図書館である「三清公園森の中の図書館」にも会うことができる。古く、年を経た売店を図書館にしたもので、閲覧室はもちろん、簡単な飲料や軽食を売る売店、子供のための幼児室などの施設もあるので一味違ったピクニックの思い出を作ってくれるだろう。問い合わせ02-731-0320


ソウルで4番目に大きい「北ソウル夢の森」


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「北ソウル夢の森」はワールドカップ公園(276万平方メートル)、オリンピック公園(145万平方メートル)、ソウルの森(120万平方メートル)の次にソウルで4番目に大きいサイズを誇る。公園を囲むところには桜並木を、公園の北側のアパートの近くには紅葉の森を造成した。公園の東南側に位置した伝統家屋の昌寧尉宮齋舍(登録文化財第40号)はもとの姿に復元され、周囲に蓮池と東屋(愛蓮亭)などが造成されて風情を添える。文化センター展望台からは北側に北漢山・道峰山・水落山の風景を鑑賞することができ、南側は南山と漢江までも展望が可能だ。湖と大きな芝生広場、月光の滝、愛蓮亭、遊歩道、チルポク池、野草園、ポケットパークや美術館などの公園施設が充実しており、退屈しないピクニック時間を演出する。問い合わせ02-2289-4001、dreamforest.seoul.go.kr

Spring Event:ソウル市はソウルの森・仙遊島公園・北ソウル夢の森など、都心の中の4つの公園で、1人芝居からサーカスやパレードまで、多様な公演に出会える「公園の野外芸術祭」を開催する。大きな階段の前でコミカルなショーで笑いをさそう1人芝居「ドンキー一人」、プラハ出身の作家フランツ・カフカが書いた「変身」を土台にした野外劇などが、5月の第3週の北ソウル夢の森で公演される。


神仙の遊覧「仙遊島公園」


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仙遊峯(ソニュボン)と呼ばれる小さな丘があり、神仙が遊覧して楽しんだという漢江の中の小さな島「仙遊島(ソニュド)」はいま、一味違ったソウルの名物として定着している。漢江市民公園の楊花地区から10分ほど遊歩道に沿って歩くと仙遊島に出会える。仙遊島の周りをたどる散策道は、かなり太い街路樹が木陰を作る静かな道だ。漢江を漢江の中から眺める思索的な場所だ。ここの庭園空間は漢江歴史館を中心に、時間の庭園や水生植物園があるここが仙遊島公園の中心地域だ。漢江の歴史と動植物を一目で見ることができる漢江歴史館・水質浄化公園、時間の庭園、水遊び場などの施設がある。

問い合わせ02-2634-7250http://parks.seoul.go.kr利用時間6時~24時
TIP:水辺の植物が育つ水生植物園などの仙遊島公園の自然をもう少し詳しく知りたい場合は、週末に行われる案内プログラムに注目してみよう。


ぱっと開いた展望を楽しむ「龍山家族公園」


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すっきりと遮るもののない芝生、周囲とよく似合う蓮池、さっぱりと磨かれた遊歩道が市民の外出を楽しくする。2キロの遊歩道・自然学習場・太極旗公園に芝生広場があり、公園のあちこちには鳩・ホロ鳥・野生のキジなどが生息している。隣接する国立中央博物館は30万平方メートルの広大なスペースに、30万点あまりの遺物を保管し展示する世界的規模の美術館なので、まだ経験したことがない場合はぜひ立ち寄ってみよう。全遺物を丁寧に訪ねには一週間ほどかかる膨大な規模なので、博物館が選定した「重要な遺物100選」などのコース選択や、時間を分けて観覧するコツが必要だ。展示は羅列式から脱して、各遺物の価値を際立たせる先端の照明や特殊効果などを使ってさらに興味深い。問い合わせ02-792-5661


ライディングを抱いたピクニック「蘭芝漢江公園」


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ライディングとピクニックを同時に満喫したい場合は蘭芝漢江公園に向かおう。車がないと行きにくいというデメリットはあるが、自転車で行くのが簡単なコースもある。自転車で行くには上岩(サンアム)ワールドカップ競技場側から進入しよう。この公園の中心は広い規模の芝生広場で、ワールドカップ公園の中央の谷部と続き、大規模なショーのイベントや様々なイベントが開催される場所でもある。蘭芝漢江公園に行く道には、野生の風景が目立つ蘭芝川公園がある。整えられていない公園で、まるで60年代の漢江をぶらつく気持ちになれるところ。また、ここでは蘭芝キャンプ場が欠かせない。天幕やテントを利用してキャンプをすることができ、都心でのキャンプを楽しむのに最適な場所だ。そのほかにも芝生広場やヨット設備・国弓場・船着き場などの施設がある。問い合わせ02-3780-0611

TIP:5周年を迎えたグリーンプラグドフェスティバルが今年も蘭芝漢江公園で開かれる。ネル、M.C ザ・マックス、チョンギゴ、チャンミ旅館はもちろん、チョン・イングォンもラインナップに登場する予定だ。2014年5月3日から5月4日まで進行される。
  • Citylife_シン・ジョンイン記者/写真_ソウル森、蘭芝漢江公園、徳寿宮、ソクチョンホス公園、三清公園、ユルドン公園、仙遊島公園、韓国観光公社、マリメッコ、レスモア、SUECOMMA BONNIE、1300k、10x10、シン・ジョンインイラストフォトパーク
  • 入力 2014-04-23 10:29:13