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「4作4色」夏を乗り切るお勧め演劇・ミュージカル


  • 「4作4色」夏を乗り切るお勧め演劇・ミュージカル
休暇の季節が後半戦に突入し、日常生活に復帰する人々が増えている。「休暇後遺症」を早く克服させたいが、思い通りに動かない体と心により苦しむ現代人のために「4作4色」の多彩な演劇-ミュージカルを紹介し、新しい活力と刺激を受けてみるのはどうだろうか。

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▶ 形式破壊オムニバス、ギャングスターノワールの帰還…演劇「カポネ・トリロジー」

演劇『カポネ・トリロジー』はレキシントンホテルの窮屈な部屋661号室でそれぞれ1923年、1934年、1943年の時間差をおいて巻き起こる3つの事件を「コメディ-サスペンス-ハードボイルド」という違ったジャンルで描き出すオムニバス作品だ。

英国演劇界で天才コンビと呼ばれた「バンカー・トリロジー」のジェイミー・ウィルクス(Jamie Wilkes)の台本を原作に「フロンティア・トリロジー」、「シレニア」のJethro Comptonが演出を担当した作品でもある。昨年、国内初演以降1年ぶりに再び観客と出会う。

国内初演を成功させたイ・ソクジュン、ユン・ナム、キム・ジヒョンをはじめとしてペ・スビン、シン・ソンミン、イム・ガンヒが新しくキャストに合流した。6人6色の魅力で武装した6人の俳優たちは、ジャンル的な面白さをすべて描くエピソードを通じて、よりたくましく強烈な演技アンサンブルを披露して連日観客たちの歓呼を得ている。

またキム・テヒョン演出、チ・イソン作家をはじめとして美術監督チャン・チュンソプ、作・編曲キム・ギョンユク、振り付けイ・ヒョンジョン、照明デザイナーのク・ユニョン、音響デザイナーのクォン・ジフィ、衣装デザイナーのホン・ムンギ、アクションデザイナーのソ・ジョンスなどアベンジャーズ級の初演クリエイティブチームが再び集まって台詞、衣装、照明など細かな部分を補完して一層深まった作品として観客を魅了する。

弘大大学路アートセンター小劇場にて9月10日まで公演。

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▶ 拒むことのできない魅力…ミュージカル「TRACE U」

ミュージカル『TRACE U』はロッククラブ「ドバイ」にて公演しながら生きるバンドのボーカリストのボンハと、クラブオーナーのウビンが作り出す二人劇で、ボンハが愛する妙齢の恋人と、ここに隠された二人の主人公のミステリーな展開を描き出す作品だ。

2012年に完成度の高いプレビュー公演をはじめとして2013年、2014年に披露された正式公演にて大学路小劇場ミュージカルの中で、もっとも興行に成功した作品として挙げられている。それだけでなく、当時そうそうたるライセンス大劇場ミュージカルを抑えて、インターパークチケット平均観客占有率80、90%を記録するなど、類を見ない成功を遂げている。

今年はキム・ミンジョン演出の陣頭指揮のもとコ・サンホ、ペク・ヒョンフン、アン・ユジン、チョン・ドンハ、ジョンミン、チョン・ウクジン、チェ・ジェリムなど新しい俳優たちが作品に参加し、より新鮮な公演を披露する。

作品を繊細に組み立てるドラマと、ライブバンドが作り出す強烈なサウンド音楽がともにするロック公演形式を兼ね備えたミュージカルで、2人劇の単調な部分を感じさせない吸引力のあるストーリーとナンバーが舞台を埋め尽くし、さらには破裂しそうな俳優たちの声が加わってものすごい存在感を発揮して視線を奪っている。

公演は9月25日まで大学路アートワンシアター1館にて出会うことができる。

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▶ 3人組ライブバンドとヨーロッパ3カ国8都市ロケ…音楽劇「ヨーロッパ・ブログ」

「キム・スロプロジェクト」5弾として2013年初演と2014年再演に続き、3度目の公演で観客と出会っている音楽劇『ヨーロッパ・ブログ』は、大企業を飛び出して初めてヨーロッパ旅行に向かったドンウクと、旅行ブロガーのジョンイル、初恋の相手を探してヨーロッパに向かったソクホが偶然にフランスで出会い、ともに旅行をしながら体験する物語を描く作品だ。今回の公園には初演からともにしてきたチョン・ミナ作家とイ・ジヌク作曲家、そしてイ・ジェジュン演出をはじめとしてずっと作品を率いてきた俳優でありプロデューサーのキム・スロとカン・ソンジンが再びタッグを組んでおり、カン・テウル、チュ・ジョンヒョク、チョ・プンレ、キム・ギバンなどヨーロッパにて同居同楽した俳優たちが完璧なハーモニーを披露する。

音楽劇『ヨーロッパ・ブログ』は9人の俳優たちが十日間ヨーロッパを旅行しながら体験するエピソードに、3人組バンドのライブ演奏と、現地映像を溶け込ませることで観客が一緒にヨーロッパ旅行をしているような共感帯を形成させている。中でも出演俳優たちがロマンの都市フランス・パリをはじめとして息詰まる自然景観を誇るスイス・ルツェルン、インターラーケン、イタリアの美しい港湾都市チンクエ・テッレとアマルフィそして映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の中の地上の楽園パラッツォアドリアーノなど8都市を直接歩いて収めた『ヨーロッパ・ブログ』だけのための物語を舞台の上でいきいきと伝えて視線を集めている。

来る10月2日まで大学路TOM1館にて公演される。

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▶ クラシックな感性とロマンスたっぷり…ミュージカル「あしながおじさん」

ミュージカル『あしながおじさん』はジーン・ウェブスターの名作小説をトニー賞最高演出賞を受賞したジョン・ケアードと、世界的な作曲家ポール・ゴードンが繊細な演出と叙情的なメロディで解き明かす作品だ。

華やかな舞台と、刺激的な事件を素材とした物語が主に扱われる公演市場において、原作小説のクラシックな感性をしっかりと舞台に描き出すことで、観客は素朴であるが温かなアナログ感性で「思い出」を刺激する。そしてこの思い出は舞台の上で現実となり、一味違う雰囲気を披露するが、華やかな特殊効果ではない、純粋なストーリーテリングそのものに重点を置いた叙情的な音楽と歌詞は、激しすぎずも足りないことがないように作品の深みを表現している。

来る10月3日まで、デミョン文化工場1館ビバルディパークホールにて公演される。
  • スタートゥデイ ハン・ヒョンジョン記者
  • 入力 2016-08-15 11:30:21