大韓民国バレエ祭り開幕…創作バレエ13編

バレエ形式投げ捨てると観客が笑った/ロック音楽・破格的ジェスチャー...新しい実験関心 

  • キム・ヨンゴル振り付け作「WORK2 S」[写真提供=大韓民国バレエ祭り]

サングラスをかけて黒いスーツを着た男性がバレリーナの白鳥チュチュ(バレエの衣装)をはがしてしまった。そしてムチで打った。裸になったバレリーナは最後のあがきをした。マネキンのように魂がなく、硬直した動作が続いた後、床にへばってしまった。

去る23日、ソウル芸術の殿堂CJトウォル劇場。キム・ヨンゴル韓国芸術総合学校教授(41)振りつけ作「ワーク2S(Work 2 S)」は形式にしばられた古典バレエを殺した。息が切れた白鳥は古典バレエの代名詞「白鳥の湖」の主人公だ。彼を殺す挑発的な行為の後、舞踊家たちは灼熱する現代音楽の中で自由で新鮮な踊りを踊った。

キム教授は「いつからか夢の中で白鳥を殺し、また殺した。慣れることの境界線から変われないまま躊躇する私の姿を見た。それで私自身とクラッシックバレエを殺して生まれ変わることを願った」と作品を説明した。彼の熱望を直接舞台で繰り広げた。チュチュをはがし、白鳥を殴って舞踊家たちが捕まえて動作を練習する銀色バー(Bar)にワイヤーをぶら下げて天上に引き上げてしまった。

音楽は作曲家モーツァルトとヴィヴァルディの現代音楽作曲家フィリップ・グラス、英国の歌手スティング、ロックグループ「クィーン」などで時間をふわりと跳び越えた。ディスコビートが劇場をたたきつける中、バレリーナがソファで踊る群舞は濃艶ながらも創意的だった。舞台上の映像も肉体的苦痛を要求するバレエを批判した。レオナルド・ダヴィンチの人体比例図と各種骨・筋肉の絵、X線映像などが体を酷使させながらバランスを完成するバレエの肌を見せた。今回の公演はモダンバレエの美徳である創造と破格を最大値に引き上げて観客をひきつけた。バレエの表現領域を拡張させたこの作品は、第4回大韓民国バレエ祭りの開幕作だ。

創作バレエ13編を披露する今回の祭りは6月15日までソウル芸術の殿堂で続く。バレエの敷居を下げるためのフェスティバル席も用意された。先着順で1万~1万5000ウォンで販売する。(02)580-1300
  • 毎日経済_チョン・ジヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-26 17:03:51